2016年12月登場の2代目フリード、8年ぶりのフルモデルチェンジとなったフリードですが、その前の年2015年7月には、ライバルのシエンタが12年ぶりのフルモデルチェンジを受け、正統派フリードとは正反対の個性的なスタイルで登場でした。

            引用:ホンダ公式HP

初代シエンタが2003年のデビューで、初代フリードのデビューは2008年でしたが、ホンダには、さらに7年前の2001年にデビューしたモビリオというスモールミニバンがあり、フリードはそのモビリオの後継車種の位置づけで、実質このフリードは3代目のスモールミニバンとなります。

モビリオ、シエンタと揃った2003年当時は、スモールミニバン市場に他にも日産の2代目キューブの派生車、3列シートのキューブキュービック、マツダの初代プレマシーなどがありましたが、3代目となったキューブには3列シート車の設定はなく、プレマシーも2代目以降は、3ナンバーとなり大型化されスモールミニバンのクラスから鞍替えとなりました。

このようにスモールミニバン市場から撤退する車種が多い中、このクラスをリードしてきたモビリオ、フリードのホンダスモールミニバンを一時廃止の危機にあったトヨタシエンタが、その危機を乗り越え初の全面改良を受け、まったく新しいデザインの車となり、進化したシエンタが発売翌月(2015年8月)から販売ランキング(乗用車ブランド通称別順位)上位に躍り出て一気にフリードを抜き去ってしまいました。

負けてはいられぬフリードもその翌年2016年12月のフルモデルチェンジで2代目へ移行、その甲斐あり、フリードが翌年2017年年間で、再度シエンタを逆転しました。

そしてその翌年2018年上期は、9月にマイナーチェンジを控えているにも拘らず、上期にシエンタがまたフリードをリードする結果となり、マイナーチェンジ目前での再逆転劇は、年間勝利の確実するもので、フリードのシエンタ対策に期待します

まさに正統派と個性派の一騎打ち状態が当分続きそうなスモールミニバン市場です。

このようなフリードの「フリードはゴルフバッグ4つ積める?自転車は2台?積み方は?]ということをまとめました。

     引用:ホンダ公式HP

フリードには、2列シートのハイトワゴン「フリード+(プラス)がありますが、今回は、ミニバンタイプの3列シート車(7人乗り)を対象にまとめました。

ゴルフバッグの場合はもちろん3列目シートは格納した状態になりますが、2列目は使用で4人乗車で使用が条件です。

自転車の場合は、さらに2列目シートも折りたたんで最大の荷室スペースにした場合で2名乗車、自転車2台の想定です。

【ゴルフバッグ4つ積める?】

3列シートのフリードの3列目だけを跳ね上げ格納した状態で、4人が乗車して荷室にゴルフバッグ4つ積むことが可能か、ゴルフバッグって大きいですからね。

まずは、フリードの荷室のサイズです。

座席は1列目、2列目を使用して、3列目はたたんで跳ね上げ格納、その場合の荷室サイズは荷室長最大985mm、荷室幅最大1,260mm、荷室高最大1,255mm。

次に積み込む場合の開口部の寸法ですが、開口部高さ1,110mm、開口部最大幅1,080mm、開口部地上高480mmとなります。

     引用:ホンダ公式HP

それから、ゴルフバッグのサイズですが、ゴルフバッグのサイズもいろいろあるので、ここは一般的な9型サイズとすることで、ゴルフバッグの寸法は高さ1,300mm・幅280mm・奥行400mmが4つという内容にしました。

このサイズではゴルフバックを倒して2列目シート後ろにまっすぐ入れても315mm不足、横に入れても40mm不足、垂直に立てても45mm不足となります。

ただ、上記のゴルフバッグの高さは、これはあくまでバッグのサイズなので、クラブ自体は、長さがウッドで1,100mm程度なので、ゴルフバッグの高さが1,300mmでも、中に入るクラブが1,100mm程度なので、最大荷室高1,255mmでもゴルフバックを立てて積むことが可能。

また、3列目シートを跳ね上げて格納しているため横幅をフルで活用できる面積が少ないので、立てて4つをまとめて積むことにすると、4つまとめたサイズが、単純に合計で、高さ1,300mm(バッグの余った部分を折って約1200mm程度)×幅560mm×奥行800mmになるので、こちらも単純に計算すると、最大荷室幅が1,260mm、3列目シート跳ね上げ格納の影響で、最大荷室幅をフルに使用できるスペースが限られるため、その半分の荷室幅しか、仮に確保できなくても1,260mm半分630mm対して560㎜なのでOKですね。

奥行きも最大荷室長985mm対し800mmとなり、こちらもOK、机上での計算ですが、2代目フリード7人乗りにゴルフバッグ4つ積んで4人乗車でゴルフ場に行くのは可能。
という結果になります。

【自転車は2台?】

自転車2台の場合は、乗車人数も2名にして、3列目シートはたたんで跳ね上げ格納し、2列目シートも折りたたんで1列目シート裏側に立てた状態で、最大ラゲッジモードで使用。

まず自転車の種類とサイズですね、今回は、父と息子でマウンテンバイク(MTB)という設定でMTB2台を積むことにします。

MTBの寸法は、全長を1,700mm/最大幅600mm/最大高はサドル位置を1,000mmとします。

2列目、3列目をたたんだ場合の荷室の寸法は、荷室長1,400mm/荷室最大幅1,260mm/荷室最大高1,255mmとなるので、まっすぐ入れるには300mm不足します。

2台を積むと考えると右側か左側に隣のMTBをずらして重ねて積むのでその分全長が長くなります。

    引用:ホンダ公式HP

この長くなる分を200mmとすると全長が1,900mmとなりますが、ハンドルをめいっぱい90度右に切ったと仮定して前輪の半径が350mmとして、全長から350mmマイナスにしますが、幅600mmとして、その2/3が重なる部分とし、2台重ねた場合の幅を800mmとして90度ハンドルを右に切っているため、幅800mmの半分の400mmが全長に回り、全長が1,950mmとなり、1,400mmの室内長に入れるため、右側にギリギリ630mm斜めに寄せることで全長スペースを630mm縮めて何とか積むことが可能となります。

これは、あくまで机上での大まかな計算ではあります。

積むことは可能です、仮に入らない場合は前輪を外せば入ると思います。

ちなみにフリード+(プラス)なら楽々2台、いや3台入りますね。

【積み方は?】

フリードの荷物の積み方は、

引用:ホンダ公式HP

  1. 3列の全座席使用可能にした場合、本当に狭い3列目の後ろのスペースが荷室になります。
  2. 3列目シートをたたんで跳ね上げ格納して荷室スペースを拡大。
  3. 3列目をたたんで跳ね上げ格納した状態で2列目シートの左側座席の背もたれを倒し3人乗車で長いものも積んで運べる。
  4. 最後は2列目、3列目を折りたたんで最大の荷室スペースに。

【まとめ】

スモールミニバンフリードの3列目のシートをフルに使用する場合は、荷物はほとんどは入らないというのが、実際のところです。

3列シートの座席すべて使用した状態の場合、ゴルフバッグや自転車はもちろんですが、買い物かごもちょっと無理かもしれませんね。

これはフリードに限らず、同じスモールミニバンのシエンタにも言えることです。

やはり、このスモールミニバンの使い方としては、3列目シートを通常は跳ね上げ格納状態にして、3列目シートは、あくまで緊急時の補助席として、4人乗り、5人乗りとして使用する。

例えば4人乗りスポーツカーの後部座席のように、ほとんど使用しないというようなかたちで、いざ緊急という時は、すぐに3列目の跳ね上げを解除して座席を設置するという使い方がいいのではないでしょうか。

それがスモールミニバンフリードの上手な使い方ですね、同じホンダミニバンの兄貴分たちLサイズミニバンのオデッセイの全長が4,840mm、Mサイズミニバンのステップワゴンの全長は4,760mm、一方スモールミニバンのフリードの全長は4,265mmとなるのでスモールの宿命ですね。

 

たくや

最近なんでみんな下取りをディーラーから一括査定会社にしているんですか?



アドバイザーアドバイザー

今はディーラーで3万円しか値がつかない車が、実は50万円で売却できることもあるんですよ。



たくや

え?どうしてですか?



アドバイザーアドバイザー

なぜかというと、ディーラーは車を売る専門。買取業者は車を購入するのが専門。なので、ディーラーは適正な価格をあまり知らないんです。



たくや

へ~、そうなんですね。



アドバイザーアドバイザー

まだ売却を考えていなくても、今すぐあなたの愛車の市場価値を知っておくことが大事です。あなたが思っている以上に高く評価される可能性もあるので、憧れのあの車をゲットする日が1年早くなるかもしれません。



たくや

お!それは嬉しい!ちなみにどんな買取業者がおすすめですか?



アドバイザーアドバイザー

今はこちらの一括査定会社3社がおすすめです。



たくや

じゃ、さっそく査定だけでもしてもらいます!ちなみに無料ですよね?



アドバイザーアドバイザー

はい!もちろんです。45秒で簡易査定は終わりますよ。



1位 ズバット車買取比較

参加している車買取業者が211社とめちゃくちゃ多い。

累計利用者数100万人突破!

年中無休のカスタマーサポートの安心対応

→ズバット車買取比較公式ページはこちら

2位 カーセンサー



リクルートが運営する車買取サイト。

大企業が運営しているので非常に安心です。

→カーセンサー公式ページはこちら

3位 車査定比較.com



全国200社以上の買い取り業者

電話対応可能

→査定比較.com公式ページはこちら