皆さんこんにちは。
今回調査するのは、フリードスパイクハイブリッドです。
この車は、2011年10月に前期型フリードがマイナーチェンジが行われたタイミングで追加されました。
スパイクハイブリッドは、クロームメッキやクリアブルー塗装を施した専用フロントグリルを装備し、メッキクリアブルーのヘッドライトガーニッシュなどを採用し、差別化を図っています。
エンジンは、1.5L i-VTEC+IMAを組み合わせた独自のハイブリッドシステムとなっています。
ちなみに、1.5L i-VTEC+IMAのIMAシステムとは、エンジンとモーター両方が並行して駆動する、パラレル型といいます。
主動力源はエンジンであり、モーターはアシスト用として駆動する方式で、エンジンのトルクが不足する状況時にモーターが駆動しトルクが増大されます。
最新のハイブリッドでは、エンジンは発電に徹し、モーターで走行という方式が主流となりつつありますので、若干古い形式といえるでしょう。
当時のJC08モード走行で燃費は21.6km/Lと発表されていました。
さらに、フロントウィンドウに遮音機能付ガラスを、吸音・遮音材をノーマル車よりも増設することで静寂性も高めています。
グレードは「ハイブリッド」と「ハイブリッド・ジャストセレクション」の2グレードを設定していました。
その後も、一度かのマイナーチェンジを経て商品価値を向上させつつ、2016年のFMCまで販売されていました。
なお、フリードとフリードスパイクの差は何でしょうか?フリードスパイクは、3列目シートを廃止する代わりにカーゴスペースの使い勝手を向上させたモデルです。
2列目シートの格納方法も、通常のフリードとは違います。
なお、フリードの前身であるモビリオにも、スパイクは設定されていました。
しかし現在、フリードスパイクはフリードプラスという名前に改名されています。
つまり、フリードスパイクというモデルは、前期型にしかありません。
しかし、その使い勝手は非常に高いもので、現在も中古市場で人気のあるモデルです。
フリードスパイクハイブリッドの中古車価格相場は?
既に登場から約7年経過している事もあり、中古市場もまちまちの程度の車両が流通しています。
走行1万キロから3万キロ程度の低走行車両については、140万円から180万円とかなり良い価格が提示されています。
そしてボディーカラーも価格に影響してきます。
人気があるのは、やはりホワイト、ブラックですね。
中古の流通では、どうしても定番のものに人気が集中する傾向があります。
これは仕方のない事です。
中には、購入時にも中古流通の下取りも考慮してボディカラーを選ぶ方もいるとか。
確かに、下取りで10万円から変動するとしたら、そこまで考慮してしまいますよね。
なお、走行距離が多い車両、6万キロ以上のものは、50万円から90万円程度の価格でした。
中古で購入する場合、ある程度走行している車両ですと交換が必要な消耗品も増加してきます。
その境目が、6万キロ~という事なのでしょうか。
この走行距離から、価格がぐっと抑えられてきます。
車検もこの年式ですと既に2年ごとになっている事にも注意してください。
安く購入できるからといっても、結果的にそのコストは増大してしまう傾向にあるので、購入時は良く注意してみて下さい。
ちなみに筆者、以前市場価格よりも大幅に安いコンパクトカーを購入した事があります。
市場価格で60万円程度だったものを、20万円の激安物件を見つけ、購入しました。
なお、走行距離は9万キロ、結構走っています。
初期投資をケチり、すぐさま購入しました。
結果として、この選択は間違いでした。
購入して安く車検を仕上げ、乗り出したのですが、まずエンジンマウントという、エンジンとボディをつないでいるパーツが劣化でダメになりました。
次に、点火プラグを交換。
更に、ガソリンと空気を混ぜてエンジンに送り込む、スロットルというパーツも壊れました。
最後には、エアコンの排水が逆流し、前席の足元が水浸しになりました。
結局、それらの修理で30万円以上かけてしまい、普通に購入すればよかったと心から思いました。
修理を開始してすぐに見切りをつけ、損切りをして新しく購入してしまえばよかったのですが、所有してみるとわかりますが、何故か今所有している車を修理しようという気持ちが湧いてくるのです。
どうか皆さんも十分注意して、中古車両を購入してください。
フリードスパイクハイブリッドの実燃費は?
筆者が収集したデータによると、フリードスパイクの実燃費は16km/Lから20km/Lといったところでした。
カタログスペックは21.6km/Lですので、まずまずの結果です。
高速道路のみであれば、20km/Lを計測するのもそれほど苦ではないかもしれません。
冒頭で述べた通り、フリードスパイクハイブリッドのシステムは、最新のものと比較して古い部類に入っています。
ですが、2011年発表のハイブリッドシステムとしては、及第点を取れていると思います。
ハイブリッドである事で燃費が良くなる、と安易に考えず、アクセル、ブレーキ操作を常に丁寧に行えば、日常的に好燃費を継続できるでしょう。
最近発売している市販のナビでは、加減速を感知しエコ運転をしているかどうかを判定してくれるものもあります。
そのような様々なツールを使い、常に燃費の記録を更新する事にチェレンジするのも、きっと面白いですよ。
フリードスパイクハイブリッドの評価は?
フリードスパイクを購入する方たちは、3列目を廃止し積載性、利便性を向上させた点に惹かれているのでしょう。
実際、キャンプ好きなユーザーも多く、積載性の評判は上々です。
フロアが低いので、荷物の積み下ろしが楽、との意見もありました。
車内高も高く、なんとバイクも積めるとか。
また、完全フルフラットになる為、車中泊もラクラクこなせます。
現在、車中泊が非常に流行っていますね。
なかなか、フルフラットになるクルマもなく、希少価値が高いと思います。
車内を色々と工夫し、カスタマイズしていく楽しみが、フリードスパイクにはあると思います。
燃費も良く、一人旅、ファミリーでのキャンプなど、大活躍すること請け合いです。
ただし、乗り心地の悪さが意外と多い意見でした。
シートのホールドも悪い、という方もいます。
現行でも言われていることですが、足回りが固いという声も多く聞かれます。
これは、メーカーもユーザーの意見を取り入れ、改善して行って欲しいポイントですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、既にカタログモデルとしては廃止されているフリードスパイクハイブリッドについて調査しました。
その性能を調査すると、まだまだ現在も通用する性能を持っている事がわかりました。
既に中古しか購入する事はできませんが、低走行車であれば十分長持ちしますので、全く問題ありません。
このようなニッチな目的設定の車は、非常に面白く、飽きも来ないのではないでしょうか。
なお、中古車両の流れはずいぶんと早く、悩んでいる間に売れてしまう場合もあります。
これだ!と思ったらすぐに決めるくらいの意気込みで、探してみて下さい。
それでも、後悔することのない魅力を、フリードスパイクハイブリッドは持っているでしょう。
今回も最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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