皆さんこんにちは。

今回は、同じセグメントのライバル、ホンダフリードとトヨタシエンタ、スズキソリオの3車比較です。

3台とも、各メーカーの看板車と言っても過言ではない実績を持っています。

各社のこだわりを確認しつつ、比較していきましょう。

なお、直近のマイナーチェンジとしては、以下の通りです。

ホンダフリードは、2016年のFMCで、最新のハイブリッド方式SPORT HYBRID i-DCDを搭載しています。

また、ボディー剛性を高めるとともに、安全運転支援システムHonda SENSINGを搭載してきました。

トヨタシエンタは、2015年のFMCで、前期型とは全く異なる外観を持って誕生しました。

デザインでは箱型を脱却し、トレッキングシューズをイメージしたデザインとなり、フロントはいわゆる最近のトヨタ顔となっています。

リアシートはダイブイン方式であり、積載性の向上に一役買っています。

エンジンは熟成されたハイブリッド機構、1.5LハイブリッドシステムTHSIIを採用しています。

スズキソリオは、2015年のFMCにより、新開発のプラットフォームを採用しました。

メーカーが新しいボディフレームを導入するのは、非常に大がかりな事ですので、スズキの力の入れようがわかります。

このフレームは、剛性を上げつつ軽量化も実現している優れものです。

最近のスズキ車の軽量化には、目を見張るものがありますね。

なお、スズキのハイブリッドでは、エンジンがメインであり、モーターはあくまで補助的な役割を果たします。

エンジン側で低燃費と高出力を追求するという、技術屋的な発想が面白いですね。

このFMC時期を並べてみると、3車がライバルである事がよくわかります。

  • ホンダフリード:2016年
  • トヨタシエンタ:2015年
  • スズキソリオ:2015年

ほぼ同一のマイナーチェンジ時期ですね。

フリードとシエンタ・ソリオ、価格は?

今回はそれぞれのボトムからアッパーグレードの価格帯を挙げていきます。

フリード

  • フリードB:1,880,000円
  • フリードモデューロXホンダセンシング:3,152,520円

なんと、1,272,520円もの差があります。

もはや別車種という感じですが、比較対象がモデューロXですので、これはやむを得ないでしょう。

まだまだハイブリッドは高いです。

シエンタ

  • FUNBASE X:1,776,600円
  • G Cuero:2,532,600円

なお、GCueroはハイブリッドです。

シエンタの上下グレード差は、756,000円でした。

ソリオ

  • HYBRIDX:1,703,160円
  • HYBRIDSZ:2,231,280円

ソリオは全モデルハイブリッドです。

上下価格差は、528,120円でした。

こうして見ると、フリードの高価格が目立ちますし、グレード展開の中にスペシャルモデルが入っている事がわかりますね。

逆にボトムグレードの価格帯はほぼ同一です。

ただ、前述の様にフリードの最高価格は、モデューロXという特別使用であり、様々な走行性能を向上させるパーツがついている仕様の車両価格でした。

中間グレードの価格帯は近いので、やはり競合対象として各社しのぎを削っている事がわかります。

なお、各車ともにハイブリッドを設定していますが、実際のところ、ハイブリッドとノーマルエンジンとの差額が大きければ、無理をしてハイブリッドを選択する必要はないと思います。

ソリオのみ、全車ハイブリッドですので仕方ありませんが、フリードとシエンタについてはハイブリッドとノーマンとの価格差をよく検討してから購入される事をお勧めします。

その車両を何年乗り続けるか、年間の走行距離は何キロか、燃費の差はどれくらいか、それによってハイブリッドとノーマルエンジンとの価格差がどう埋まるかが計算できます。

グレード選択の1つの基準としてみて下さい。

フリードとシエンタ・ソリオの広さ比較は?

次にそれぞれの室内の広さについて調べてみました。

フリード

  • 長さ3,045mm
  • 幅1,455mm
  • 高さ1,275mm

シエンタ

  • 長さ2,535mm
  • 幅1,470mm
  • 高さ1,280mm

ソリオ

  • 長さ2,515mm
  • 幅1,420mm
  • 高さ1,360mm

こうして見ると、長さではフリード、幅ではシエンタ、高さではソリオと、わかりやすい室内空間長となりました。

実際、フリードのシート間の幅は、十分余裕のあるものです。

シエンタは、次項でご説明しますが、若干狭さを感じてしまいます。

ソリオについては、シートは2列しかない為、この設定で十分ではないでしょうか。

むしろ、長尺ものが立てて置けたりと、積載性では断トツかと思われます。

室内空間ではフリード、長尺ものではソリオ、シエンタは残念ながら1ランク下の格付けとなりました。

なお筆者、ゴルフをやっており、キャディバックの積み方にはいろいろ考えさせられます。

今所有しているクルマでは、荷室が小さく、キャディバックを真横に置く事ができません。

たまに一緒にゴルフに行く筆者の父親の軽トールワゴンは、なんとキャディバックを立てたまま積んできます。

これは非常に便利だと思ったと同時に、悔しい気持ちが溢れてきました。

室内の広さは、必ずディーラーでいろいろな使い方を想定して確認してみて下さい。

シートの可変機構も必ず試す事、それが購入してから後悔しない事へとつながります。

フリードとシエンタ・ソリオの3列目は?

最後に3列目シートについてです。

なお、ソリオには3列目はありません。

フリードのシエンタの一騎打ち、となります。

フリードの3列目シートは?

フリードの3列目は、若干足元が狭いか、というところでした。

この足元の問題は、2列目のスライドによってかなり改善されます。

これは、前項にある室内長3,045mmからもたらされる恩恵です。

また、シートクッションも厚く、幅もある為座り心地もまずまずです。

通常使用にも十分耐えうる感じでした。

とは言え、成人男性であればやはりきついです。

お子様を乗せる分には、全く問題ないでしょう。

シエンタの3列目シートは?

シエンタの3列目は、前期型に比較して大幅に改善されました。

ただ、現行でもまだ足元の空間は狭いです。

2列目のスライド調整をしても、やはり限界がありました。

更に、シートクッションが薄く、長時間座っているのは疲れてしまう感じですね。

これは、床下へシートを収納する機構の関係だと思われますが、残念なところでした。

3列目シートの快適性は、フリードに軍配が上がりました。

まとめ

如何でしたでしょうか。コンパクトトールワゴンの3台それぞれに個性と方向性があり、魅力があります。

価格もほぼ同等、と思いつつ、それぞれの強みを生かした装備が個性としてあり、どれを選んだらよいのか正直なところ迷ってしまいますね。

特別使用車は文句なくスタイリッシュですが、自らの予算との兼ね合いもあります。

また、エンジン性能も自らが求める方向性や、単純にパワーの問題もあるでしょう。

更にシート等の配置による居住性は、そもそも何人乗りの設定かによって全く変わりますし、3列目シートがあるかないかでその使い道自体もずいぶんと変わってきます。

私が仮にフリードを所有していたら、7人乗りであれば近所に食事に行くときに自身の親を連れていく、なんて事もできてしまいます。

このように、やはり自身のライフスタイルと照らし合わせ、最高にピッタリの相棒を選んでいただく事が、素晴らしいカーライフの第一歩になると思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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