今年デビュー3年目の2代目シエンタが9月、初のマイナーチェンジを受けました。

変更箇所はフロントバンパー、フロントグリルなど若干の変更にとどまっていて、車に詳しい人というか、シエンタに詳しくないと、マイチェン前か後か判断が難しい程度の内容です。

この2代目シエンタが全面改良を受けた時には、初代シエンタとは全く異なる斬新で個性的なデザインで登場しました。

 

              引用:トヨタ公式HP

シエンタの初代がデビューしたのはこの全面改良のなんと12年前の2003年のことです。

その当時、小型ミニバン市場には既に2001年に登場したホンダモビリオが販売されていて、事実上、モビリオの対抗車種として送り出したと言えるでしょう。

他に日産キューブの派生車種で7人乗りのキューブキュービックも同時期にデビュー、マツダにも初代プレマシーがこの市場に存在していましたが、現在のキューブに7人乗りはラインナップされておらず、プレマシーは2代目から3ナンバー車に拡大しており、実質現在は、モビリオの後継車種フリード(現行は2代目)とシエンタの2車種の争いとなります。

実は、初代シエンタも2010年に一度製造販売終了になったのですが、9ヶ月後には装備の追加などをして再製造、再販売しているのですね。

そんな車がそれから5年後に全面改良を受け、販売台数ラインキングでライバルのフリードを抑え、常に上位を争う人気車種に生まれ変わったのですから、さすがトヨタですね。

そのライバルのホンダフリードには、2列シート5人乗りのフリードプラスがライナップされているのですが、今回のマイナーチェンジで、フリードプラスの対向車としてシエンタにも2列シート5人乗り「FUNBASE G」、「FUNBASE X」がハイブリッド車、ガソリン車の両方に追加投入されました。

フリードの前身モビリオに「モビリオスパイク」、初代フリードにも「フリードスパイク」、そして現行2代目には「フリード + (プラス)」という2列シート5人乗りがあります。

もちろん、フリードの場合3列シートのほうが圧倒的に人気があるようですが、シエンタの場合は2列シート車が追加直後ということもあり、今のところは人気が高そうす。

そこで今回は、その2列シート車中心に「シエンタにロードバイク車載は3台可能か?2台が限界か?」ということでまとめました。

当然ですが、2列シート車、3列シート車、両方を対象にまとめています。

【ロードバイク車載は3台可能か?】

3列シート車、2列シート車のそれぞれのラゲージサイズですが、両車両とも後部座席全座席を折りたたみ最大のラゲージスペースを確保した場合のサイズになります。

 

また、各寸法は最大値となりますので、すべての位置が同じ寸法ではありません。

          引用:トヨタ公式HP

3列シート車

  • 荷室長  1,430mm
  • 荷室高  1,085mm
  • 荷室幅  1,260mm

2列シート車(ローデッキ状態の場合)

  • 荷室長  2,065mm
  • 荷室高  1,070mm
  • 荷室幅  1,260mm

2列シート車の荷室長は2メートル超えですが、やはり3列シート車は2列目シートをたたんでも結構スペースを取ってしまいますね。2列シートはローデッキ状態にしていますが、ハイデッキ状態にすると荷室高が985mmとなります。

さて、何台入るか?ロードバイクの寸法ですが、ロードバイクもサイズは大中小いろいろですが、ロードバイクには国際規格があり、全長1850mmまで全幅が500mmまでとなっているので、一般的なサイズということで、全長1750mm、全幅450mm、全高は乗る人によって、サドルの位置が違うためなんとも言えませんが、通常850~980mmくらいのようですので、今回は950mmに設定して計算しています。

このラゲージサイズだけ見ると、2列シート車には楽に入るような気がしますが、まず、2列シート車の荷室長は2,065mmなので、ハンドルを切らないでそのまままっすぐ2台積むことは楽に可能です。

次に幅ですが、1台分の幅が約450mm、このスペースを確保すると450mm×3台で1350mmになるので当然入りませんが、もちろん右側か左側に隣のバイクをずらして重ねて積むことになります。

重なる部分をどれだけにするか、これはハンドルの形状などによっても異なるのですが、少なめに重複する全幅で1/3が重なると計算すると、残り2/3が1台あたりのスペースになるので450mmの2/3が300mm×3台分で900mm、荷室幅が1,070mmなので幅はOKとなります。

今度は、重なる部分が後ろにも伸びるため、ここも実際重ねてみないと正確ではありませんが、仮に1台当たり100mmスペースが増えることにすると、100mm×3台で300mm+バイクの全長が1,750mmなので合計2,050mmとなり、荷室長が2,065mmなので、この段階での長さは十分と言えます。

しかし、この300mmという数字は、あまりにもアバウトな設定なので、これが実際は150mm×3台で450mm増となったということであれば荷室長2,065mm対して135mm不足することになりますが、室内幅に若干余裕があるのでハンドルを切ることによって長さが縮まるため、ある程度の誤差は吸収できます。

残りの高さは、サドルの位置が全高になるのですが、シエンタの荷室高は最大が1,070mmなので、前方の2列目座席の収納スペース部分がバックドア付近より床が高くなっているため、最大荷室高の1,070mmより低くなりますが、計算上は何ら問題なく3台積むことが可能です。

と言うことで2列シート車は3台積むことが計算上は可能となります。

               引用:トヨタ公式HP

あくまで机上での独自の計算上の話です。

続いて3列シート車ですが、上記と同じように計算すると、荷室長620mm不足する計算なので、ハンドルをめいっぱい切って仮に直角に90度ハンドルが切れたとして、外径700mmのタイヤの半径350mm分を縮めたとしても、1,700mmで未だ270mm不足する言うことになります。

また、ハンドルが直角に90度切れたとすると、半径350mmが左右で700mm-450mmで250mmが1/2ずつ左右にプラスされるので900mm+250=1,150となり、まだ最大荷室幅の1,260mmに達していませんが、今度は長さが入らないので前方を110mm左側に寄せて斜めに積むことによって、全長不足分は270mmから-110mmを差し引いても160mm長さが不足するので計算上は、3列シート車へはロードバイク3台は不可となります。

【2台限界か?】

上記の計算を参照すると、3列シート車に2台は何んとか入る計算になります。

では「2台が限界か?」と、聞かれれば簡単に「はい、無理です」とは、いえませんね。

これは実際に挑戦してみないと分かりませんし、比較的簡単に外すことのできるフロントタイヤを外したり、2台セットに組んで残りの1台を上部の余ったスペースはめ込むなど試行錯誤すれば、案外簡単に入ったりするかもしれないので、絶対無理とは断言できません。

                引用:トヨタ公式HP

計算上は無理でも実際チャレンジしてみる価値は十分ありますね。

しかし、組立に数時間もかかってしまうように細かく分解しても3台車載した、とは言いませんので、せめて前輪を外す、サドルを外すくらいで、チャレンジですね。

【まとめ】

用途は、2列シート車はハイトワゴン、3列シート車はスモールミニバンという異なるカテゴリーの車で外観と名前が同じ車ということになりますかね。

今のところ、2列目シート車は発売直後なので注目が集まっていると、いう感じもしますが、でも、シエンタってアウトドアも似合いそうなデザインですよね、なので、2列シートも若者に人気出そうです。

こんなユーザーがターゲットですかね、3列シート車はヤングファミリー層に人気の7人のり、チャイルドシート付け、ベビーカー積んでお弁当持ってピクニックって感じです。

2列シート車はその手前の独身ヤング層がターゲット、アウトドア派の若者がキャンプ道具積んでロードバイク積んでって感じですか。

ファミリー向け、アウトドア向け両方に人気の出そうなデザインですね。

そこが正統派デザインのフリード、フリードプラスに不足している個性なのかもしれませんね。

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