現行の5代目セレナは2016年8月の発売で当初は、S-HYBRID(スマートシンプルハイブリッド)MR20DD(1997cc)と同じくMR20DD(1997cc)搭載でS-HYBRIDシステムのないセレナSの2タイプのガソリン車で構成されていました。

                               引用:日産自動車公式HP

一般的にハイブリッド車といわれるトヨタ、ホンダなどのハイブリッドシステムはエンジンとモーターが連携することで効率を高めるシステムですが、セレナのS-HYBRIDは、減速時に捨てていたエネルギーを再利用する仕組みで、車のスピードを落とすときはブレーキを踏んで車の運動エネルギーを熱に変えて廃棄していたものをスピードを落とす際に、運動エネルギーの一部を電気エネルギーに変えて回収する方法で、その回収したエネルギーはバッテリーに蓄えられるため、従来より多くの電気を蓄積できるバッテリーを備えています。

そこで蓄えられてた電気はアイドリングストップ時の電気の供給や発進加速時にも使われトルクが必要な発進加速時にモーターを回しエンジンを助けることで、エンジンの働きをモーターが補うので発進加速が効率的にできる仕組みです。

しかし、このS-HYBRID車はハイブリッドと名乗ってはいますが、燃費などは本来のハイブリッド車に太刀打ちできるレベルのシステムではなく、先代4代目のマイナーチェンジ時に、現在のガソリン車の設定と同じく「S」を除く全車がS-HYBRID車に切り替わったいうこともあり、価格的にも通常のガソリン車とさほど差はありまあせん。

そのため、発売当初のセレナの売りは、やはり高速道路 同一車線自動運転技術「プロパイロット」でした。

しかし、ハイブリッド車を持つノア3兄弟や2017年9月のマイナーチェンジでハイブリッドが追加され息を吹き返したステップワゴンにリード許していました。

そんな中現れた待ちに待った救世主が、ノートに搭載され大きな話題を呼んだeーPOWERが、フルモデルチェンジから約1年半後に遂にセレナにも搭載され、一気にミニバン販売台数2018年上期首位となり、年間トップ返り咲きも射程内に入る勢いとなっています。

                  引用:日産自動車公式HP

このeーPOWERとは、簡単にいうと「充電を気にしないでどこまでも走れる自動車」となるのですが、もう少し詳しく説明すると、動力源は電気自動車と同じモーター。

電気自動車は外部の電源から充電する機能を備えていますが、e-POWERにその機能がない代わりにガソリンエンジン(1.2L)で発電しながらモーターで走行するシステムです。

こちらのeーPOWERが本当の意味でのハイブリッド車となりますが、一般的なハイブリッド車と仕組みが異なるため日産では、あえてハイブリッドと呼ばずeーPOWERとして売り出しています。

今回はこのセレナのグレードの違いは?おすすめや人気売れ筋グレードは? について調べました。

【グレードの違い】

eーPOWER (FF)

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S-HYBRID( FF)


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主要オプション

  • セーフティパックA(インテリジェントアラウンドビューモニター他)セット価格113,400円(消費税込)

※セレナSを除く全車に装備可能。

  • セーフティパックB(プロパイロット他)セット価格243,000円(消費税込)

※eーPOWERのXV、ハイウェイスターV、S-HYBRIDのG、ハイウェイスターG、それに標準とハイウェイスターの各Vセレクションに装備可能。

  • セーフティパックC(踏み間違い防止アシスト他)セット価格64,800円(消費税込)

※セレナSのみ装備可能

セレナのグレード構成はeーPOWER搭載車が,

標準車2タイプ、エアロを纏ったスポーツバージョンのハイウェイスターが2タイプの非常にシンプルな構成となり、

  • 標準車の「X」が基本グレード、「XV」が上級モデルとなります。

ハイウェイスターのほうは、

  • 基本車が「ハイウェイスター」、上級モデルが「ハイウェイスターV」となります

このeーPOWERハイウェイスターVがセレナの最上級グレードとなり、スライドドア下端に足をかざすだけ開閉できるハンズフリーオートスライドドア(両側)やLEDヘッドランプなどが標準装備となります。

S-HYBRIDは、標準車が3タイプ、ハイウェイスターが3タイプ、それに最廉価版のS、こちらはS-HYBRIDシステムが搭載されないガソリン車となります。

こちらのS-HYBRIDは、

  • 標準車、ハイウェイスター共に基本グレード(標準車X、ハイウェイスター)。
  • 中級グレード(標準車、ハイウェイスター共にVセレクション)。
  • 上級グレード(標準車、ハイウェイスター共にG)となり、ハイウェイスターGには、eーPOWERハイウェイスターVに近い装備が与えられます。

    引用:日産自動車公式HP

また、最廉価版のSは余分な装備を省き、価格を2,435,400円に抑えていますが、S-HYBRIDのXとの差額は5万円となります。

これまですべてFFモデルのみを紹介していますが、セレナには、eーPOWER車、ハイウェイスターG、 セレナS以外には、4WDの設定もあります。

また、一部グレーに防水シート車の設定もあります。

なお、今回はNISMO、AUTECHの特装車も比較の対象から外しています。

【おすすめや人気売れ筋グレード】

セレナの売れ筋グレードは、eーPOWERの追加で、eーPOWERに人気が集中していますが、価格はS-HYBRID車に比べ1割以上高くなりますが、他のメーカのガソリン車とハイブリッド車ほどの開きはなく、さらにeーPOWERはエコカー減税の対象でS-HYBRID車と比較して約14万円程度軽減されるので、その差はさらに縮まります。

eーPOWERを選ぶ方が今後も増えると思いますが、でも、ネックはやはり価格ですね。

例えば、一番人気のeーPOWERハイウェイスターVにプロパイロットをオプション設定、セットオプションのみのためセーフティパックBを選択243,000円、ナビは全車オプション扱いなのでメモリーナビ+ドライブレコーダー+ETCで308,294円、フロアーマット、サイドバイザーなどのベーシックパックをディーラーオプションで選択、ボディーカラーはホワイトパールとブラックのツートンを選んだ場合、諸費用含めた総額は減税分を差し引いても約420万円となり、Mサイズのミニバンとしては、かなり高価になります。

どうせ買うならフル装備でという方にはおすすめですが、予算の厳しい方には、eーPOWERの標準車XV、これにプロパイロットがセットされていないセーフティパックAが113,400円、メモリーナビ+ドライブレコーダー+ETCで308,294円、これにベーシックパック、ボディーカラーはホワイトパール選んだ場合、諸費用含めた総額が約380万円、これでもちょっと高いような気がしますがハイブリッド車(eーPOWER)であることを考えれば、妥当な価格なのでしょうか。

 

    引用:日産自動車公式HP

XVをおすすめするのは、eーPOWER車を少しでも安くということで、燃費、装備、価格で満足を選択するとこうなりますか。

次に燃費、装備、見た目ならハイウェイスターV。

価格、見た目、装備重視ならS-HYBRIDのハイウェイスターGというところですかね。

見た目より燃費、装備、価格を重視した訳ですが、装備面ではハンズフリーオートスライドドアこそ装備されませんが、ワンタッチオートスライドドアが装備され、最上級のハイウェイスターVに近い充実した装備が与えられています。

標準車のXVは、やはりハイウェイスターに比べると見た目で劣るので、少しでも見た目を良くるために4万円程度プラスになりますが、フォグランをディーラーオプションで装備すると、見た目の他に視界もよくなります。

フォグランプを装備した場合でもハイウェイスターVより36万円安く、Vと同条件でプロパイロット付のセーフティパックBを選択しても約23万円安く済みます。

あとは、税金とガソリン代が増えますが、装備良し、見た目良し、価格良しで、なんたってeーPOWER車の追加前は一番人気の最上級グレードですからS-HYBRIDのハイウェイスターGっていうのもありですね、

【まとめ】

セレナを買うならやはりeーPOWERを選びたいところですね。

ただ、あくまでもMサイズミニバンという車格を考えると、ハイブリッドいうことは分かりますが、400万円超えは高いですね。ちなみにステップワゴンの最上級スパーダハイブリッドG-EXに同等程度のオプションを付けると諸経費込みでおおよそ390万円、ノア3兄弟の次男、ヴォクシーのハイブリッドZSにこちらにも同等のオプションを付け諸経費を加えると、こちらも約390万円で、各車装備の違いはあるものの、Mサイズミニバンの最上級グレードはハイブリッドを選ぶと400万円クラスなんですね。

それでもステップワゴンも、セレナもハイブリッドの追加で販売台数を伸ばしているので、それだけ価格が高くても消費者に支持されているということです。

特にeーPOWERのセレナは今が旬ですかね。

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