皆さんこんにちは。
今回調査していくのは、日産セレナの値引きについてです。
現行セレナは5代目となっており、2016年7月にFMCを行い、現在に至ります。
セレナの車格から判断される競合車は、トヨタノア・ボクシィ、ホンダ・ステップワゴン、マツダ・ビアンテと言ったところですね。
ちなみにこの3つの車種ですが、セレナとの価格差はほとんどない状態です。
現在、その車両ごとの特色は、一長一短かと思いますが、平均値ではトヨタが一歩リードでしょうか。
残念ながらマツダ・ビアンテについては、モデルも古く、またFMCの話も現時点では不明です。
このようにモデル末期、不人気車は時として非常に大きな値引きを獲得できる事がありますが…..どうでしょうか。
なんにしろ競合車は、完全に競争相手として互いを認識している様です。
それゆえに激しい戦いが繰り広げられている現状、セレナの値引きはどうなっているのか?順にご説明していきます。
値引きの限界は?
最初からはっきりと言ってしまいましょう!セレナの値引き限界はズバリ、総額で50万円とします。
ただし、この数字をたたき出すには様々な要因が複雑に絡み合います。
その要因を以下に挙げます。
- 決算期である事
- ノルマ達成前の営業担当である事
- 下取り車がある事
- 近隣に同メーカーの競合店がある事
- 事前の競合車種調査を徹底しておく事
これらを必ず網羅しつつ、前向きな姿勢を維持し営業担当と向かい合う事です。
順を追って説明していきますね。
決算期
決算期では、メーカーから販売状況が良いディーラーに販売奨励金が支給されます。
この奨励金を目指すディーラーの心をくすぐりましょう。
ノルマ達成
同じく、その状況下では、営業担当も喉から手がでるほどに販売実績が欲しいところです。
なお、たまにその販売実績のみに執着し、人の心も捨てた様な営業担当も存在しますのでご注意下さい。
下取り車
それらディーラーの状況を十分に理解しつつ、現在所有している車の下取り額も交渉してみて下さい。
最も車を高く売る方法は、ズバリ自らが業者資格を取得し、オークションにかける事ですが、それは非常に困難だと思います。
ディーラーは自社で下取りをし、若干の整備をした後に再度業者オークションまたは自社ネットワークの中古販売部門に回します。
その際の価格設定と、下取り価格との差が、つまりは利益な訳です。
車体本体値引きが思わしくない場合は、下取りで差額を埋める作戦に出ましょう。
なお、ディーラーでの下取り額がどうしても不満な場合、その他買い取り業者へ依頼するという手段もあります。
この場合、その車種によってはディーラーよりもはるかに高く買い取りをしてもらう事も可能です。
車両入替の際は、クルマ関連の書籍などを見、十分な知識を得ておきましょう。
近隣競合店
ここまで来た後は、近隣の同じ車種を扱うディーラーを数件回り、相見積もりを取得しましょう。
同じメーカーの車でも、ディーラーの経営母体が違う場合が多く、また経営母体が同じでも、それぞれの店舗での販売台数は競っています。
あちらの店舗では〇〇円だったけど..と交渉する事も非常に有効な手段です。
そういえば、筆者が経験した中では、クルマで40分程度の距離にある同メーカーを扱うディーラーで激しい獲得合戦がありました。
当初、知人の購入希望車種を目指してディーラーAで交渉し、ディーラーBにも向かったのですが、Bではもう絶対にうちで購入してください!と譲りません。
実際に値引きも頑張って頂いたのですが、最終的にBはAに、そちらの店舗での購入はやめますと伝えますから、と言い出しました。
というか、結果的に本当に電話していました。
恐ろしい勢いでしたが、その後のアフターフォローも良かったと知人が言っていたことが救いです。
事前調査の徹底
最後に、冒頭で挙げた競合車の相見積もりも取得しましょう。
他メーカーとの比較検討は非常に重要です。
こちらの数字は、交渉を開始したあたりから中盤までで出していくのが良いでしょう。
あまり遅く提示しても、既にディーラーは指名買いだと察知している可能性が高いです。
他車種も検討しているのだが的な態度を常に持って交渉を行ってください。
また、これは何故かよく見かける状況なのですが、ディーラーに行った途端に、態度が大きくなってしまう方が多いです。
高い買い物をするのだ、こちらは客だぞ、的な意識という事は十分に理解できます。
確かに、こちらは相当な額の買い物をする側なのですが…..それだけに営業担当、また店舗従業員全員とも対等な立場で臨むべきだと考えています。
何事も信頼関係です。
高飛車で上から目線では、同じ人間としてディーラー側も不快になるはずです。
購入するだけではなく、その後の2年、3年、5年と車両を維持していけばいく程に深いお付き合いになる事を十分に意識しつつ、接してください。
値引きの目標価格は?
先に掲げた値引きの限界額は、50万円でした。
ただしこれは、下取りと決算期など、多くの条件を満たした上での限界額です。
また、当初からディーラーに提示するべき数字でもありません。
この限界額は、正に限界額であり、目標とすべき金額とは異なっています。
筆者が提案する値引きの目標価格は、40万円とさせて下さい。
本体とオプション総額で40万円程度を確定させ、その後の交渉次第で限界額を目指す、といったイメージがよろしいかと思います。
当初から夢のような金額では、この客は本当に購入するのか、冷やかしなのかと嫌疑をかけられ、その後の交渉やお付き合いに支障をきたしてしまう可能性があります。
ただ、ディーラーオプションは通常、スズメの涙ほどの利益率であると言われています。
無理にオプションで交渉し失敗に終わる可能性があるならば、下取りや車両本体価格でかんばりましょう。
60万円以上は可能?
最後に途方もない金額について検討してみましょう。
値引き額60万円を達成できるかどうか、という課題です。
もしかしたら可能か?どうしたら達成できるのか?少々考えてみました。
結果としては、やはり前述の5つの条件を揃える事と、ディーラーの営業について深く理解をする事だというところに落ち着きました。
ディーラーは、販売に関わり、自動車ローンや自動車保険加入も販売しています。
例えば、ディーラー系列のローンであれば、その利息は系列の利益になります。
自動車保険も、ディーラーが販売代理店になっている場合は、ノルマが発生しています。
それらの点をうまく使いましょう。
ディーラーの利益構造を深く理解すれば、60万円以上の値引きも夢ではなくなる可能性があります。
ただ、間違っても最初からこのような数値を出そうとしないで下さい。
交渉に性急さは不要です。
用意周到に、迅速にが基本中の基本です。
まとめ
如何でしたでしょうか?自動車の値引きは、過去から現在まで永遠のテーマです。
最近はワンプライスを掲げる車種もありますが、やはり一般的に言えば値引き交渉はまだまだ絶える事はないでしょう。
セレナは、登場から約2年が経過し、その値引きも拡大傾向にあります。
これまでご説明した様々な要因、交渉術を駆使し、見事大幅値引きが達成できる事を願っています。
ただ、繰り返しになりますが、購入する側、売る側双方、人間である事は変わる事はありません。
お互いに不満や憤りを感じつつ車を購入し、その後顔を合わせる度に不快なる、なんて自体は絶対に避けなければなりません。
そのためには、やはり敬意を持って接する、この1点だと筆者は思います。
どうぞ、高い買い物だと驕る事なく、謙虚で丁寧な姿勢で接してみて下さい。
皆さんの値引き交渉の成功を祈りつつ、今回の調査報告を終わりにしたいと思います。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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