こんにちは、自動車専門ライターのTAKUMAです。
さて今回は、日本の誇るキングオブミニバンのひとつ「ヴェルファイア」の買取情報をまとめました。
ヴェルファイアとは
当時人気だったアルファードの顔違い姉妹車として、2008年に初代がデビュー。
アルファードよりも押しの強いフロントマスクが若い世代を中心にヒットし、いまやアルファードを凌ぐ販売台数を記録し続けています。
現在は2015年デビューの2代目、2500/3500ccのガソリンエンジンと、2400㏄+ハイブリッド、合計3タイプのパワートレーンが搭載され販売されています。
年式/走行距離別の買取値サンプル
年式と走行距離別に、買取相場の情報をまとめてみました。(2017年4月時点の情報です)
●平成26年登録(旧型)・走行距離1万キロ 260万円
●平成27年登録・走行距離1万キロ 280万円
●平成28年登録・走行距離1万キロ 320万円
といった具合になりました。
流通量も多いのですが、特徴としては低走行の車両が多いことでしょうか。
新車価格が高額なため、新古車の流通量はとても少ないです。
また過走行(とりわけ、2万キロ/年ペースを超える)車の流通は限りなく少ないため、相場の算定はこちらも難しいようでした。
高額査定が狙える仕様
現行型の2代目ヴェルファイアの場合、グレードは下から順に「X」「V」「Z」の3グレード構成が基本です。
市場人気は「V」と「Z」が拮抗気味で、最下級グレードの「X」も出回ってはいるのですが、たたき売りに近い感じで安価で販売されている個体が多い印象です。
よって「X」は、高額査定を狙うには厳しいグレードと言えるでしょう。
純正エアロ付の「Z」系グレードは安定した高値を誇っています。
(エアロ付グレードの高値安定は初代ヴェルファイアにも言えます)
トヨタのコンパクトカー・bBなどにも言えるのですが、古くて過走行でも値段が付く、というのがこの車のかなり強い特徴ではないでしょうか。
そして人気色は、やはり「黒」「ホワイト」の2色で、その次はイメージカラーの「ダークパープル」ですが、白黒よりも20万円程度は安くなってしまいます。
相場は常に変動する
上記に書いた相場はあくまでも2017年4月時点のものであり、相場は常に変動しています。
低走行・高年式車であれば国内流通がほとんどで、車の動きが激しい3月頃は一番の高値が期待できるでしょう。
それ以外、とりわけ輸出前提となるような低年式・過走行の車であるならば「売りたいと思った時が売り時」と言えるのではないでしょうか。
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