こんにちは、自動車専門ライターのTAKUMAです。
さて今回は、日本の誇るキングオブミニバンのひとつ「ヴェルファイアイブリッド」の買取情報をまとめました。
ヴェルファイア ハイブリッドとは
それまではこのLクラスカテゴリーと言えばエルグランドの独壇場でしたが、2002年になりトヨタが対抗馬としてアルファードをデビューさせます。
そのアルファードが2代目になり、エクステリアで差別化を図って登場させたのが、この「ヴェルファイア」になります。
2015年にはヴェルファイアが2代目にモデルチェンジ。
ハイブリッドモデルのパワートレーンは先代からのキャリーオーバーですが、細かいところをブラッシュアップさせ、JC08モードで18.4km/Lの燃費を達成しています。
年式/走行距離別の買取値サンプル
年式と走行距離別に、買取相場の情報をまとめてみました。(2017年4月時点の情報です)
●平成25年登録・走行距離10万キロ 249.2万円
●平成25年登録・走行距離5万キロ 269.3万円
●平成28年登録・走行距離2万キロ 351.6万円
といった具合になりました。
同じシステムを搭載したエスティマハイブリッドと比較すると車体価格で100万円近い差になるのですが、買取相場はその半分の50万円程度の差に。
とはいえ母数、いわゆる流通量がとても少ないため、買取店によって提示額に大きな差がつくと予想されます。
高額査定が狙える仕様
現行型の2代目ヴェルファイアハイブリッドの場合、グレードは下から順に「X」「V」「ZR」の3グレード構成で、これとは別枠で「エグゼクティブラウンジ」という特装グレードがあります。
市場人気は「V」と「ZR」が拮抗気味で、最下級グレードの「X」はあまり出回っていないようです。
4人乗りで移動オフィス仕様に仕立てられた「エグゼクティブラウンジ」は、もはや走る社長室とも言える仕様ですので、相場としてはあって無いようなものと言えるでしょう。
やはり人気色は「黒」「ホワイト」の2色で、その他の色は人気が弱く、値段も2~30万円程度の差額がついているようです。
相場は常に変動する
上記に書いた相場はあくまでも2017年4月時点のものであり、相場は常に変動しています。
これから東南アジアなどの発展途上国などでは、自動車の輸出入に関する法令がある日突然変わることもあるため、それに伴って買取相場が乱高下することもあります。
低走行・高年式車であれば国内流通がほとんどで、車の動きが激しい3月頃は一番の高値が期待できるでしょう。
それ以外、とりわけ輸出前提となるような低年式・過走行の車であるならば「売りたいと思った時が売り時」と言えるのではないでしょうか。
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なぜかというと、ディーラーは車を売る専門。買取業者は車を購入するのが専門。なので、ディーラーは適正な価格をあまり知らないんです。
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