皆さんこんにちは。
今回は、ステップワゴンの「エコカー減税」、「自動車税」、「年間維持費」を調査してみようと思います。
ちなみに、エコカー減税について簡単にご説明します。
自動車を購入する際、各種の税金が課税されます。
その中で、自動車取得税は消費税とは別にかかる税金です。
そして、自動車重量税は車の排気量や性能によって金額に差が出る税金です。
この2種類の税金について、国土交通省が定めた環境性能基準(排気ガスの排出量、燃費の良さ)をクリアしているエコカーの場合は減税対象とされる、これがエコカー減税です。
具体的には以下の通りです。
- 30km/㍑以上の燃費がある軽自動車である事
- 20km/㍑以上の燃費がある普通乗用車や小型自動車である事
- ハイブリッドカー(電気自動車、天然ガス自動車含む)である事
なおエコカー減税は、平成29年に改正され、29年、30年と適用期間が2年延長されました。
しかし、年々そのエコカー判定の基準は厳しくなっている傾向があります。
また、その減税率も減少傾向にあります。
その判定基準は1年ごとに変更される為、今までは対応車種だったものが外れる、なんて事も今後あり得る状況です。
個人的には、最終的に電気自動車しか適用されないのでは?と考えていますが、どうなるでしょうか?
ステップワゴンでは、ハイブリッドがエコカー減税の対象車種となっています。
エコカー減税を活用したい方は、その動向をよく見極めてみて下さい。
エコカー減税対象グレードは?
ステップワゴンは、以下のタイブがエコカー減税の対象車種となっています。
- B Honda SENSING
- G Honda SENSING
- G EX Honda SENSING
- SPADA Honda SENSING(4WD車は対象外)
- SPADA Cool Spirt Honda SENSING
なお、これらは全てハイブリッドです。
【取得税・重量税】
それぞれ、取得税が20%、重量税が20%軽減されます。
- 取得税が77,200円のところ、61,700円
- 重量税が30,000円のところ、22,500円
合計減税額は、25,000円です。
20%を多いと見るか、少ないと見るか、それは個人の感覚にもよりますが、25,000円あれば、何か一つ、
オプションが増やせる可能性がありますね。
自動車税はどうなる?
【自動車税】
- ハイブリッド車 39,500円
- ターボ車 34,500円
ハイブリッドは2.0㍑なので、1.5㍑のターボと比較して若干自動車税が上がってしまいます。
ただ、その金額差は5,000円です。
さきほどの取得税と重量税で得た減税額25,000円で、カバーできる範囲かと思われます。
という事は、購入時に税額で左右されるという事は、あまりないのかと感じます。
年間の維持費は?
維持費については、前提条件を設定します。
設定走行距離(1年間) | 15,000キロ |
ガソリン価格(直近の全国ガソリン平均価格) | 146.4円 |
整備代(1年に2回のオイル交換と点検費用) | 30,000円 |
駐車場代(参考:東京都の月極平均×12か月) | 437,892円 |
ハイブリッド
【カタログ数値】
- ガソリン代:87,840円
- 整備代:30,000円
- 駐車場代:437,892円
- 合計:555,732円
【実数値】
- ガソリン代:138,933円
- 整備代:30,000円
- 駐車場代:437,892円
- 合計:606,825円
ターボ
【カタログ数値】
- ガソリン代:129,124円
- 整備代:30,000円
- 駐車場代:437,892円
- 合計:597,016円
【実数値】
- ガソリン代:190,905円
- 整備代:30,000円
- 駐車場代:437,892円
- 合計:658,797円
2つのエンジンともに、カタログ燃費と実燃費で大きな差があります。
以上の様に、単純なランニングコストではハイブリッドの方が約50,000円ほど抑えられる様です。
以前から相当カタログ数値と実数値との差がクローズアップされていますが、これは10月以降販売の車では、燃費算出の方法が変更されるという情報がありましたので、その実施に期待です。
新基準は、WLTPと言い、現在のJC08と違い、実際の走行で燃費を測定します。
現実的な燃費の表示が待ち遠しいですね。
3年間の維持費は?
仮に、3年間所有して車検を通した場合は、先に計算した金額の3年分と共に以下の金額がプラスされます。
- 車検費用130,000円(同じ金額設定とします)
- 自動車税ハイブリッド39,500×3=118,500円
- 自動車税ターボ 34,500×3=103,500円
自動車税は15,000円ほどハイブリッドの方が高いです。
ハイブリッド
【カタログ数値】
- 3年間費用1,667,196円
- 車検費用130,000円
- 自動車税118,500円
- 合計1,915,696円
【実数値】
- 3年間費用1,820,475円
- 車検費用130,000円
- 自動車税118,500円
- 合計2,068,975円
ターボ
【カタログ数値】
- 3年間費用1,791,048円
- 車検費用130,000円
- 自動車税103,500円
- 合計2,024,548円
【実数値】
- 3年間費用1,976,391円
- 車検費用130,000円
- 自動車税103,500円
- 合計2,209,891円
3年間の維持費用では、カタログ数値では108,852円ハイブリッドが有利、実数値でも140,916円ハイブリッドが有利でした。
やはり、ターボはその燃費の悪さがネックかと思います。
メーカーも、燃費よりも気持ちの良い走行性能を目指したと発言しています。
しかし、さすがに実燃費が11.5㎞/Lだと、現在の車種として疑問符がつかざるを得ません。
ただ、昨今各メーカーとも燃費競争に明け暮れ、虚偽の明記なども発覚している中、メーカー公表値が17㎞/Lというのは、ある程度正直な数値なのかも知れません。
また、レギュラーガソリンであるという事も、多少は救いかもしれませんね。
とは言え、今回の試算でも利用した直近のガソリン価格を見ても、どんどんと値上がりしているのが現状です。
苦しいとは思いますが、メーカーにはもっともっと燃費について工夫をして頂きたい、と切に願います。
また、3年経過、5年経過、10年経過した際にそれぞれかかる費用については、現時点では予測ができません。
良く言われているのは、ハイブリッド車はバッテリーの交換が到来することと、ターボ車はブローバイガスの漏れが発生してくるなどです。
このあたりも、長期間所有していこうと考えている方は、頭の隅に入れておく必要があるのではないでしょうか。
まとめ
今回の記事は如何でしたでしょうか?ちなみに現在のステップワゴンの販売について、スパーダハイブリッドが30%、ターボが55%を占めており、ほとんどの方がスパーダを選択している事がわかります。
スパーダとノーマルでは、全くちがう車種と言っていいほど、内外装デザインのイメージが変わってきます。
スパーダの商品イメージから、ターボを選択する方が多いのかも知れません。
しかし、今回のステップワゴンハイブリッドは、スポーツ走行も十分にこなす実力を持っています。
メーカー側も、企業価値、商品価値の事を考慮すれば、エコカー減税対象車を減らす訳にはいかないはずです。
その企業努力が実ったであろうステップワゴンについて、減税や維持費も十分に検討材料にいれ、あとで後悔の無い様、グレード選びを行ってください。
それでは、今回もお読み頂き、ありがとうございました。
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