皆さんこんにちは。
今回は現行ステップワゴンについて購入を検討されている方、必見の内容です。
- 値引き額相場
- 目標・限度額
- 値引き交渉
について、順に調査していきますので、どうぞ最後までお読みください。
その前に、ステップワゴンの歴史について軽く触れておきたいと思います。
ステップワゴンは、1996年5月に発売されました。
当時のホンダはRVシリーズとして、「S-MX」、「CR-V」、そして「ステップワゴン」が登場しました。
ステップワゴンの人気は非常に高いもので、2001年4月には2代目にフルモデルチェンジし、押し出しの強い「スパーダ」モデルも登場、更に人気を確実なものとします。
続く2005年5月には、3代目にフルモデルチェンジを行い、前期型で不満のあったネガを確実に潰して商品力を高めています。
またこの頃から、衝突安全性にも配慮した装備が見られる様になりました。
2009年に4台目となりますが、さすがに4台続いた車種である為、基本的にキープコンセプトを保っており、基本性能を高める方向性については変わりませんでした。
そして2015年4月、フルモデルチェンジを行い、現行5代目となりました。
現行からは最新のハイブリッド方式と、ダウンサイジングターボの2種類のエンジンを搭載し、一気に燃費向上とドライビングプレジャーの向上を図っています。
デザイン的にも、それぞれの年代におけるトレンドをうまく加味しつつ、一目で「ステップワゴン」とわかる雰囲気を醸し出しているのはさすがだと感じます。
長い間商品力を保つ努力は、並大抵の事ではないでしょう。
なお蛇足ですが、ステップワゴン搭乗時は、筆者がちょうど免許を取得した時期だったと記憶しています。
当時ホンダは、タイプRシリーズという、走りに特化した車種を揃え、また最近復活したNSXなどもあり、「走りのホンダ」を標榜していました。
それが、次々にミニバンやSUVを発表し出した為、雑誌などでも「スポーツをやめたのか」的な批判的な記事が多かったと記憶しています。
ただ、現在の状況を見ると、ホンダの経営方針は間違っていなかったのだと感じます。
ステップワゴンをはじめとするミニバン、トールワゴンは、今やホンダを支える屋台骨となり、また新たにスポーツカーも開発し始めています。
そんな歴史のあるステップワゴンについて、順を追って調べていきたいと思います。
値引き額の相場は?
市場調査によると、現在の値引きは以下の様な水準となっている様です。
- 車両本体価格 [0円~50万円]
- オプション価格 [0円~25万円]
発売から3年が経過し、値引きも拡大傾向にある様ですね。
なお、ステップワゴンにはスパーダも含めて5つのグレードがありますが、受注の7割はスパーダモデルの様です。
オプションでは、やはり安全装備の「ホンダセンシング」「ナビパッケージ」が人気の様です。
上記値引き実績データでも、スパーダの割合は大きいものでした。
ただ、0円の方が気になります。
まったく値引き交渉をしない方もいるのですね。
ともあれ、現在購入を検討している方には、値引き幅が上がっている事はうれしいお知らせだと思います。
値引きの目標・限度額は?
なんと、SNSからの情報ですが本体・オプション総額で70万程度の値引きを獲得した猛者もいる模様です。
ただし、このような途方もない値引き額を最初から狙っていくと、ただの冷やかしと思われかねません。
値引きは、営業担当のフトコロ具合にも関係してきます。
販売台数ももちろんノルマとして存在しますが、値引きをすればするだけ、本人のインセンティブも減るはずです。
台数は欲しいが値引きをするのは避けたい、そんな営業担当の心の声を感じつつ、交渉すべきです。
営業担当はもちろん、ネット上に溢れる値引き情報を得ているでしょうし、また意識して販売をしています。
そのような中での交渉では、最初の一声から最大値引きではなく、やはり相場の平均を取って開始すべきでしょう。
という事で、筆者が提唱する値引きの第一声として
- 本体値引き 25万円
- オプション値引き 10万円
- 目標 合計35万円
交渉を重ね最終的に双方合計で40万円に近付いた時点で、営業担当の顔色を見、最終判断をしてください。
値引き交渉のコツは?
値引きのカラクリはどうなっているのでしょう?可能な限り値引きを引き出す方法は以下の通りです。
①他社競合車種との比較を行う事
同価格帯で競合してくるのは、「トヨタノア・ヴォクシー」「ニッサンセレナ」です。
この3台の見積を各ディーラーから取得し、ステップワゴンとの価格を比較しましょう。
なお、トヨタノアは2014年、セレナは2016年FMC発表と、やはりステップワゴンを強く意識した対応をしています。
この3車は、永遠のライバルと言ってもいいでしょう。
ちなみに、ヴォクシー、ノアと比較すると、セレナの値引き率の方が多いとのデータがあります。
競合ベースにするのは、セレナが良いかも知れません。
②下取り車を購入時に当て込む事
現在使用している車両を下取りに出す場合も、場合によっては値引きと同程度の効果を引き出すことが可能です。
本体値引きが限界であると判断された後に、「下取りの方で…」と言われる場合があります。
ただしディーラーの下取りは基本的にかなり低めで設定してくるので、根負けせず、「もう少し」を繰り返しましょう。
ディーラーは下取り車を仕入れ、ほとんどの場合、その後に業者間のやり取り等で売買します。
その時に得る利益を、ちょっとだけ減らしてもらいましょう。
③メーカーの決算期に合わせる事
これはタイミングの問題ではありますが、「決算期」に合わせる事です。
一般的には、「1月~3月」、「ボーナス商戦」「9月の中間決算」あたりでしょうか。
この時期であれば、ディーラー側も率先して売る姿勢ですし、なにより成績がありますので、普段には出ない値引きが出る可能性が高くなります。
このタイミングまで購入を待っていられるか、という問題もありますが…..
④他ホンダ店で同様の見積を取る。
こちら、いわゆる相見積もりで、なんとなく禁じ手のような気がするかも知れません。
以前から同じディーラーを利用されている方は、若干気が引けるでしょう。
ですが、筆者の知人はこんなことがありました。
「ずっと同じディーラー、担当で値引きも当然していると思っていて、たまたま仕事の付き合いで他店舗見積を作ってもらったら、全然値引きしていなかった」というものです。
これは非常にショックだったと言っていました。
確かに、その金額差は、筆者も驚くほどの差額で、「あの営業の方の笑顔の裏には」と色々考えてしまいました。
ただ、これもやむを得ない事なのかも知れません。
しかし、長い付き合いだと言って、お互いに油断してしまうのも損な話です。
こんな時は、「仕事の付き合いで他店からどうしても見積をとらなければならなくて、一応貰ってきたのだが」と、軽い感じで見積書を出し、相談してみましょう。
相見積もりは、非常に有効です。
まとめ
今回の記事はいかがでしたでしょうか?ステップワゴンは歴史あるミニバンであり、また「スポーツカーのホンダ」から「ミニバンのホンダ」への転換を促した車種だと思います。
購入すれば必ず満足する車種ですが、車体所有の満足度には価格満足度も欠かせません。
今回の記事を参考に、より良い金額での購入にチャレンジしてみて下さい!
それでは、また。
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