皆さんこんにちは。

今回は、現行ステップワゴンの乗り心地やスペック、加速感について調査していこうと思います。

現行ステップワゴンは1996年に発売されてから、現在で5代目になる、息の長い車種です。

その間に多くの改良を施され、非常に完成度の高いミニバンとなっています。

現行ステップワゴンの目玉は、モーター主体のハイブリッドと共に、小排気量エンジン×ターボの組み合わせです。

それぞれ、最新のハイブリッドと、最新のターボ技術を組み合わせてきました。

強豪がうごめくこのセグメントに、どのような動きをもたらすのか!

早速見ていきましょう。

その乗り心地は?

乗り心地

ステップワゴンは2015年のFMCで、徹底的に今までのネガを潰してきた様です。

ボディ剛性は非常に高くなり、ある程度速度レンジが高いカーブや、段差の乗り越え時なども、ミシリとも言う雰囲気はありません

そのボディの事を、ホンダでは「G-CON」と呼んでおり、各所に軽量かつ強度に優れた素材を配置し、衝突時の乗員保護性能に貢献していますと謳われています。

ボディ剛性と足回りのバランスが、乗り心地には最も影響します。

しかし、ボディ剛性が高く、足回りも固いというだけでは、ただのガチガチな乗り味になってしまいます。

この双方のバランスを如何に高い次元でバランスさせるかが、メーカーの腕の見せ所というわけです。

そういった意味では、今回のステップワゴンはかなり良い仕上がりではないでしょうか?

足回りも、ある程度絞まってはいますが、段差もしなやかに「いなし」、カーブも得意です。

車体の剛性と、足回りの剛性バランスがきちんと取れている印象です。

また、重量がノーマルモデルと100㎏程度増加するハイブリッドモデルには、特別に調整されたサスペンションを導入し、その重量増加へ対応しています。

ただし、ハイブリッドモデルの方が若干乗り心地が固いという印象を持たれるかも知れません。

その場合は、グレードにより装着されるパフォーマンスダンパーを選択すれば良いでしょう。

パフォーマンスダンパーは、本来スポーツカーに装着されるパーツで、走行中のボディの歪み、揺れ、振動を抑えてくれるパーツです。

バッテリーとモーター搭載で重量が増したハイブリッドのバランスを、パフォーマンスダンパーで調整する事で、本来の車の動きを取り戻してくれるでしょう。

ちなみに、残念ながらハイブリッド、ターボとも、3列目の乗り心地はあまりよくありません。

ちょうどタイヤの上あたりに座席が来てしまうため、振動を直接拾ってしまいます。

車体全体の剛性が増し、またパフォーマンスダンパーを装着したとしても、サスペンション取り付け部に近い位置からの振動はどうしても抑えられない領域がありますね。

ステップワゴンの3列目シートは、床下に収納する型式なので、シートとしての性能はあまり高くない気がします。

あくまで、緊急用的な感じで割り切ってしまう方が良いかも知れません。

その他、乗り心地にはホイールサイズも重要な要素です。トップグレードの17インチでは、若干の固さが残ります。

ただしそれも、選択するタイヤの銘柄により大きく変動するので、一概に判断する事はできません。

ですが個人的には、16インチがベストだと感じました。

これはあくまで筆者の意見です。見た目のスタイリッシュさでは、もちろん17インチに軍配があがります。

乗り心地を取るか、見た目を取るか、これはユーザーに委ねる事にします。

そのスペックは?

ハイブリッド車

モーター出力

  • 最高出力 135kW[ 184PS ]/ 5,000 – 6,000 rpm
  • 最大トルク 315N・m[ 32.1kgf・m ] / 0-2,000 rpm

 

エンジン出力

  • 最高出力 107kW[ 145PS ] / 6,200 rpm
  • 最大トルク 175N・m[ 17.8kgf・m ]/ 4,000rpm

注目すべきはこのトルクです。重量をものともせず、ぐいぐい加速していきます。

ホンダのハイブリッドは、ある程度の速度域になるまではあくまでモーターで加速します。

例えばトヨタだと、アクセルを踏み込んだ瞬間にエンジンも同調しますが、それぞれのメーカーのハイブリッドに対する考え方の違いですね。

ターボ車

エンジン出力

  • 最高出力 110kW[ 150PS ] / 5,500 rpm
  • 最大トルク 203N・m[ 20.7kgf・m ]/ 1,600~5,000rpm

排気量1.5㍑のターボ車としては、十分なスペックでしょう。

こちらも、坂道でも問題なく加速していきます。

ただ、エンジン回転は高まる為、若干ノイジーな印象を受けます。

ターボの加速感は?

ハイブリッド、ターボ車とも十分なスペックですが、ここで加速性能について調べてみましょう。

ハイブリッド

ハイブリッドでは、32.1㎏fというトルクを、0-2,000 rpmという回転域で発生させます。

モーターは、回転開始直後から最大の力を発生させることができる点が優れていますね。

なおこのモーターは、通常60キロ走行まではモーターのみでの走行が可能で、また時速100キロ前後の加速も可能の様です。

その加速感は、リニア感がありスムーズな、ある意味不思議な印象を受けるはずです。

坂道も、発電の為にエンジン回転が上昇しますが、それでもラクラクに登っていきます。

それほどに、ステップワゴンハイブリッドの加速はスムーズ&パワフルです。

ターボ車

ハイブリッド車をベタ褒めしてしまいましたが、この1.5㍑ターボも侮れません。

メーカー曰く、2.4㍑のNAエンジンと同程度のパワーを目指した、との事ですが、正に妥当な表現だと思います。

発進こそハイブリッドの滑らかさには勝てませんが、最大トルクを1,600~5,000rpmという広い回転域で発生させるこのエンジンは、完全なフラットトルクで車を加速させていきます。

ただ、やはりある程度の速度域からの加速や坂道では、エンジン回転の上昇と共にエンジン音が車内に入り込みます。

この点はベースの排気量からしても、仕方のない事で、むしろ非常に完成度が高い小排気量ターボと言えるでしょう。

まとめ

これまで、ステップワゴンの乗り心地、スペック、加速感などを見てきましたが、如何でしたでしょうか?

長い販売期間の内に、ネガを完全に潰し、更に最先端の技術を導入してくるホンダですが、最近はトヨタ勢に販売面で押されていた面がありました。

トヨタは、アルファード、ヴェルファイア、ヴォクシー、ノアなど、セグメント事に他車種を徹底的に研究し、万全の体制で市場を席捲しようとします。

歴史あるステップワゴンも、この勢いに飲まれかけていたのではないでしょうか?個人的にはそんな印象を受けます。

そんな中、今回のステップワゴンは最新のハイブリッドシステム、最新のターボ技術と、また走行性能に磨きをかけることで、トヨタ勢に果敢に攻め入るでしょう。

そして、競合達を打ち倒し、再びナンバーワンとなり得る実力を持っている事は、これまでの調査で明らかです。

今後のステップワゴンの活躍に期待しましょう!

それでは、最後までお読みくださり、ありがとうございました。

たくや

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