ステップワゴンはいま人気のホンダから出ているミニバンです。
この維持費や本体価格、それをローンで払った時のお金はどうなるでしょう？
今回頑張って調べてみました！
ステップワゴンの維持費
ステップワゴンは、ガソリン車とハイブリッド車の2タイプがラインナップされています。
これらの維持費はどうでしょう？
まず燃費について調べてみます。
- B Honda SENSING 17.0km/L
- SPADA・Honda SENSING 25.0km/L
JC08モードでの値を調べました。
この燃費でどのくらいガソリン代が安くなるのか？
これを調べるために10,000ｋｍを走行した時のガソリン代について計算してみましょう。
ガソリン代を140円とすると、
- B Honda SENSING 10,000km ÷ 17.0km/L × 140円 = 82,352円
- SPADA・Honda SENSING 10,000km ÷ 25.0km/L × 140円 = 56,000円
このような結果になります。
ハイブリッド車のガソリン代はやっぱりかなり安くなりますね。
ミニバンは特に燃費がよくないイメージがあるので少しでも改善すると嬉しいですね。
その他、税金面でもハイブリッド車は自動車取得税・自動車重量税が免税となるため、その部分でも優遇されています。
車庫代や、高速料金などは、変わりません。
SPADAは３ナンバーとなっていて、税金が高くなると思う方もいるかもしれませんがこれは間違いです。
自動車税の算定基準になる排気量は最上位モデルであっても1.993Lと、税金が上がる2.0Lよりわずかに少ないので変わりません。
スパーダが３ナンバーになっているのはベーシックタイプよりわずかに全長が長いためで、それによって５ナンバーサイズを超えてしまっているからです。
つまり、３ナンバーだからといって自動車税が高くなるわけではないということなんですね。
ステップワゴンの場合は税金も高くなるわけではなく、燃費はよいハイブリッド車のほうが維持費が安くなりそうです。
ステップワゴンの本体価格
ステップワゴンはいくらぐらいするのか？
気になるところですね！
ミニバンの相場といえば高価格帯では300万を越えることもザラにあるそうですが、実際のところどうでしょう？
ステップワゴンにはガソリン車、ハイブリッド車の2種類が設定されています。
- B Honda SENSING 2,455,920円
- G Honda SENSING 2,661,120円
- G・EX Honda SENSING 2,862,000円
- SPADA・Honda SENSING 2,852,280円
- SPADA・Cool Spirit Honda SENSING 3,051,000円
- Modulo X Honda SENSING 3,419,280円
以上のガソリン車にはすべて取得税が20％、重量税25％減税となります。
- SPADA HYBRID B・Honda SENSING 3,300,480円
- SPADA HYBRID G・Honda SENSING 3,350,160円
- SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING 3,559,680円
上記3つのハイブリッド車は取得税・重量税とも免税になります。
SPADAとあるのは、ステップワゴンの上位クラスであり3ナンバーとなります。
またmodulo Xはコンプリートカーというホンダ独自のカスタムカーのことです。
2017年のモデルチェンジによってHonda SENSINGがすべてのグレードに標準装備となっています。
これによって一つ前のモデルに比べ約15万強の値上げとなっていますが、安全運転支援システムは最近のトレンドとして大変人気があります。
また、ステップワゴンの中でも最高値モデルとベーシックモデルでは約110万円ほどの差となっています。
この差は、内装や外装パーツの充実加減やハイブリッドシステムによるものと言えます。
ステップワゴンをローンで買うと？
もしこれらの価格でローンを組んだ場合どうなるでしょうか？
ステップワゴンをディーラーで購入する場合はホンダ独自のファイナンスローンがあるそうです。
それによると、2018年9月の金利で3.5％になっています。
このホンダファイナンスは、ホンダのお店で買うときにはどのお店でも使うことができるようです。
ここでは、最もベーシックモデルのB Honda SENSINGと最高値モデルのSPADA HYBRID G・EX Honda SENSINGを紹介してみようと思います。
実際に乗り出しになると本体価格とともに諸費用が必要になります。
- B Honda SENSING 185,640円
- SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING 116,140円
諸費用には7万円ほどの差があります。
これは自動車税や自動車取得税・自動車重量税に差があるためで、SPADA HYBRID G・EX Honda SENSINGのほうが免税になる項目が多いので諸費用は安くなっています。
本体価格と諸費用を合わせた金額は、
- B Honda SENSING 2,455,920円 + 185,640円 = 2,641,560円
- SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING 3,559,680円 + 116,140円 = 3,675,820円
となり、この金額を分割して支払います。
一般的なローンの年数は3年からとなっているので、36回払いで計算すると、
- B Honda SENSING 71,900円
- SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING 107,700円
（初回払込のみ若干金額に変動があります。）
もう少し長い5年ローンにすると、60回払いになるので、
- B Honda SENSING 48,000円
- SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING 66,800円
（初回払込のみ若干金額に変動があります。）
となり、少し値段が抑えられます。
3年で払い終えた時の総支払額は、
- B Honda SENSING 2,786,509円
- SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING 3,877,513円
そして5年で払い終えた時は、このようになります。
- B Honda SENSING 2,883,008円
- SPADA HYBRID G・EX Honda SENSING 4,011,835円
SPADA HYBRID G・EX Honda SENSINGでは、約13万円ほどの差がありますね。
やはり早く払い終えたほうがお得なのはいうまでもありません。
残価設定型ローンの場合は？
残価設定型ローンは最近流行りの自動車ローンの形態です。
車に残価を設定して、最終支払い月にその残価をまとめて支払いするかそれとも車を返却するかを選べるローンです。
設定できる年数は、３・４・５年のいずれかで、また月々走る走行距離によっても支払金額が変わるようです。
ホンダの残価設定型ローンでは、月々の走行距離は1000ｋｍと1500ｋｍのどちらかから選べるようです。
調べたところ、年数は多ければ多いほど、走行距離は少なければ少ないほど、一ヶ月に払う金額は安くなります。
もちろん、支払総額は年数は短い方がよく、また走行距離も長いほうが総額としては少なくなるようです。
B Honda SENSING、5年払い（60回払）、走行距離1500ｋｍの場合の月々支払い金額と最終回の支払金額を調べてみました。
- 初回支払い額 45,292円
- 通常月支払い額 40,600円 × 5８回
- 最終月支払額 523,020円
この最終月の支払いをするかしないかで、その車を乗り続けるかどうか決めるわけです。
こうしてみると、月に40,000円前後の支払いで、最終月も50万円ちょっとと値段もお得なように感じます。
残価設定型ローンは、月々の支払が安くなることがメリットであって今まとまったお金のない状態で車が欲しい人には、うってつけのローンです。
しかし、総支払額は5年フルローンの場合より高くなってしまうので注意が必要なローンでもあります。
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