ステップワゴンと言えば、ミニバンの代表格!
ホンダのミニバン・ステップワゴンは、いつ見てもそれとわかるスタイリッシュなデザインで、見る人みんなを惹きつけますね!
この記事では、そんなステップワゴンのサイズや全長を他車や歴代・旧型ステップワゴンと比較してみました。
現行ステップワゴンのサイズ表は?
現行ステップワゴンは2015年にフルモデルチェンジされたもので、そのサイズを調べてみます。
- 全長:4,690mm
- 全幅:1,695mm
- 全高:1,840mm
ステップワゴンは、小型自動車のサイズになるので、4.7m×1.7m×2.0mの範囲に収まるようになっています。
しかしながら、ステップワゴンの上位クラス「スパーダ」になると、
- 全長:4,760mm
- 全幅:1,695mm
- 全高:1,840mm
と、全長が4.7mを超え、3ナンバークラスに格上げになります。
その差は7cmほどですが、駐車場などで並べばその違いは隠すことは出来ません。
車内サイズにおいては、
- 全長:3,220mm
- 全幅:1,500mm
- 全高:1,425mm(ハイブリッド車は1.405mm)
とスパーダでも普通クラスのステップワゴンでも変わりません。
3ナンバーだと、やはり上位クラスとして街中では目を引くこと間違い無しです。
スパーダの良い所はやはり見た目と、そのエンジン駆動にあると思います。
スパーダの中でもさらに上位クラスになると、ハイブリッド車が選べるようになります。
これによって燃費の向上や、税金面でも優遇が期待できます。
スパーダに乗るならハイブリッドを狙った方が、満足感が高い買い物になるかもしれませんね。
歴代ステップワゴンのサイズと比較!
現行のステップワゴンは2015年から発売されている5代目です。
では、前モデルのサイズはどうだったのでしょう?
ステップワゴンはミニバンですので、サイズには定評がありそうです。
4代目 2009年ー2015年
- 全長:4,690mm
- 全幅:1,695mm
- 全高:1,815mm
3代目 2005年ー2009年
- 全長:4,630mm
- 全幅:1,695mm
- 全高:1,770mm
2代目 2001年ー2005年
- 全長:4,670mm
- 全幅:1,695mm
- 全高:1,845mm
初代 1996年ー2009年
- 全長:4,605mm
- 全幅:1,695mm
- 全高:1,830mm
すべてのモデルのベーシックタイプを調べてみました。
これによると、幅はほとんど変わりませんが、長さと高さはそれぞれの時代に合わせたサイズになっているようです。
特に3代目は車高が全モデルの中で最も低く、とても走りそうなシャープな印象です。
一方、現行の5代目は全モデルの中でも一番大きくなっています。
しかし、現行サイズはこれでエンジンは一番小さいサイズを積んでいるんです。
一番大きなモデルなのに一番小さなエンジンを積んでいるということで走りの性能は落ちたのかと思われがちですが、現行モデルはターボ仕様となっているため以前のモデルと同じように走ることが出来ます。
エンジンが小さくなっているのは排ガス規制をクリアする、燃費基準を達成するためだそうです。
最近は、排気ガスへの風当たりが強いため、どうしても大排気量の車は嫌われてしまいます。
このようにみてみると、一口にミニバンと言ってもステップワゴンは、その最適な大きさを探るためいろいろなサイズを試しているように見えます。
こういったところにミニバンの最先端を走り続けるために必要な努力を感じますね。
セレナのサイズと比較!
歴代ステップワゴン同士のサイズ比較をしてきました。
ここからは他メーカーとのサイズ比較をしてみたいと思います。
まずは日産・セレナから!
セレナについて簡単に説明すると、昔はトラックなどと同じような規格として作られていたそうです。
しかしホンダがステップワゴンを発売し、その大人気ぶりを追いかけるように1999年にフルモデルチェンジ。
そこから、日産のミニバンといえばセレナの立ち位置を確保し、現在に至るようです。
ステップワゴンのすごいところは、それまでトラックのような駆動システムだったライトバンを乗用車のようなシステムに作り変えたところです。
これによって室内空間も広がり、値段も抑えられるようになったのです。
日産のセレナは、ステップワゴンの良い所を模倣しながら新しいスタイルを確立してきています。
その中でも最もよく知られているのが、e-powerです。
セレナe-powerは、エンジンを載せた電気自動車という一風変わったシステムを持った車でハイブリッドとはまた違う新しいスタイルの車です。
これからもミニバンの新しい仕組みを作り続けていく日産セレナのサイズは、
- 全長:4,690mm
- 全幅:1,695mm
- 全高:1,865mm
となっています。
これは、現行(2016年〜)モデルのベーシックタイプの数値です。
ステップワゴンと比べると、セレナの方が高さの面で優っているようです。
また室内空間では
- 全長:3,170mm
- 全幅:1,545mm
- 全高:1,400mm
となっていて、ステップワゴンの方が長さと高さでは広いようです。
幅については日産セレナの方が広いようですね。
こうしてみてみると、日産セレナとステップワゴンはほとんど変わらないサイズ感だとわかります。
違いといえば、ステップワゴンはエンジンが1.5Lがベースで、日産セレナは2.0Lがベースになっていることくらいでしょうか。
値段についても最安値帯ではほとんど変わらない値段となっているようです。
ノア・ヴォクシーと比較!
次はトヨタのミニバン、ノア・ヴォクシーと比較してみましょう。
トヨタのミニバンはノア・ヴォクシー・エスクァイアの3車種が4つのトヨタ販売店で売られています。
どれも同じサイズ構成となっており、
- 全長:4,710mm
- 全幅:1,695mm
- 全高:1,825mm
と、どれも5ナンバーサイズに収まる大きさになっています。
トヨタのミニバンの歴史も、以前はライトバンとして活躍していた「ライトエースノア」から始まり、ホンダ・ステップワゴンの大ヒットを追うように2001年、ノア・ヴォクシーが発売されました。
ノアとヴォクシーの違いはサイズなどの部分ではありません。
見た目と販売店の違いしかないそうです。
さらに2014年、その他の販売店でもミニバンブームに応えるためにエスクァイアが発売されます。
これもまた見た目と販売店の違いのみで、根本的な違いはないそうです。
トヨタならではの販売網を充分に活用したラインナップと言えますね。
ホンダステップワゴンとのサイズ比較をしてみると、
全幅ではほぼ同じ、全長ではトヨタ・ノアシリーズが勝ち、全高ではホンダステップワゴンの勝利といった形になっています。
どの車も「ミニバンといえば、こんな形!」を実現するためにサイズではほぼ統一した暗黙の了解でもあるのでしょうね。
サイズ比較はミニバンの場合、ほとんど意味がないことがわかってきました。
ちなみに室内空間についても調べてみると、トヨタのミニバンはこうなりました。
- 全長:2,930mm
- 全幅:1,540mm
- 全高:1,400mm
ホンダステップワゴンと比べても、全長・全高ではステップワゴンのほうが大きく、しかし全幅ではトヨタが広いといえますが、これもまたほぼ変わらない大きさと言えます。
5ナンバークラスミニバンにおいてはサイズより、見た目やどんなメーカーなのかといったことの方が重要だと言えるかもしれませんね。
まとめ
こうして見てきましたステップワゴンのサイズ比較ですが、ステップワゴンがいかにミニバンの王道を行く車であるということがおわかりいただけたでしょうか。
いち早くこのミニバンブームに火をつけ、常に第一線で活躍するステップワゴンからはこれからも目を話せませんね!
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