２０１７年７月にマイナーチェンジをしたエスクァイアと2015年7月にフルモデルチェンジをしたシエンタ(２０１８年９月にマイナーチェンジ予定)を様々な角度からさらっと比較して、どっちを選ぶかの後押しをできればと思います。
そもそもどんな車？
シエンタ
HOW DO USE TODAY?直訳「今日をどう使う？」日常の使い勝手を重視したシエンタ。
基本的にファミリー向けだけど子供のいない家庭にも人気！
両側スライドドアで使い勝手、乗り降りのしやすさが◎
ハイブリッド設定もあるで燃費性能の良さも定評あり、車体も大きすぎず、小さすぎずちょうどいい大きさで女性でも運転しやすい車。
エスクァイア
高級車の新たな進化系 日常に高級車のテイストを盛り込んだエスクァイア。
全グレードが５ナンバーサイズで７-８人乗りのミドルサイズミニバン。
基本的なメカニズムはノア/ヴォクシーと共有しているが、デザインが全く別物でグリル部分の迫力は見るものを圧倒。
使い勝手のいい５ナンバーサイズでありながら、アルファードのようなの高級感を醸し出す車。
燃費を比較！
誰もが、車選びの際に気にする燃費！非常に重要な材料ですよね！
カタログ値
- シエンタ ガソリン車 １５．４～２０．２Km/L
- エスクァイア ガソリン車 １４．８～１６．０Km/L
- シエンタハイブリッド ２７．２Km/L
- エスクァイアハイブリッド ２３．８Km/L
ＪＣ０８モードでの数値
まず車格の違うシエンタとエスクァイアを比較なので、当然小さいほうのシエンタが燃費がいいに決まってますよね！
本当に燃費だけを重視する人はシエンタハイブリッドで間違いないでしょう！
でも、この２台では約４Km/Lの差、そんなに大きな差はないように感じますよね。
まだまだ選ぶ要素があるので頭の片隅に置いておきましょう。
実燃費はカタログ燃費からだいたい１～３割くらい落ちると考えた方が無難。
乗り方にもよるんですがカタログ値を鵜呑みにしてはダメですよ！
実際のオーナーさんには燃費がカタログ値を超すという方もおられますので
価格を比較！
こちらも大きく差がついてしまうのは致し方ありません！
- シエンタ 1,689,709円～
- シエンタハイブリッド2,116,327円～
- エスクァイア 2,675,160円～
- エスクァイアハイブリッド 3,151,440円～
ガソリン車、ハイブリッドそれぞれ100万円の差！！
それもそのはず！そもそもコンセプトが違いすぎるんです。
車に何を求めるかでこの二つ選び方が変わってきますね。
高級志向の方は間違いなくエスクァイア！
このサイズのミニバンで見た目の高級感は右に出る車はないでしょう。
口コミを比較！
燃費、価格はカタログ見ればすぐにわかりますが、実際のところはどうなの？
シエンタ、エスクァイア ぶっちゃけいいの？ダメなの？
私がディーラーさんから直接聞いた話で、実際に購入された方の生の声です！
エスクァイアの良い点は？
- ノア、ヴォクシーより高級感があっていい！
- 外観も内装もちゃちっぽさ無し！
- ハイブリッドモデルは燃費(実燃費)がすこぶるいい！
- ７乗りのセカンドシートのロングスライドに感動！
- 安全性能も「Toyota Safety Sense C」が全車標準装備で運転するのが楽になる
見た目の良さと車内空間の広さに感動する声が多く寄せられています。
安全性能の向上は同乗者の命を守るうえでも重要ですね！
エスクァイアの悪い点は？
- 高級を謳っている割にエンジン音がうるさい
- 値段が高い
- シートのホールドが甘く長時間の運転に向いていない
- ２列３列目の乗り心地が硬い
- ガソリン車のパワー不足を感じる
「高級」が売りのエスクァイアは、先入観が強く「思ったより○○」と不満が上がる傾向にあるようです。
いい車だからこそ「もっと！」を求めてしまうのかもしれませんね。
私自身、実際に試乗した感想はまず「カッコいい！！」見た目の良さは車に乗る前からワクワクです！
フロントマスクの迫力はクラウンマジェスタやアルファードのような高級感があふれています！！
内装も申し分ないくらい素晴らしい！
ただ「高級」が頭をよぎり乗車して街に繰り出すと物足りなさが出て来るんです。
特にガソリンモデルのエンジンパワー。
２人乗りの状態で出だしに重さを感じてしまいました。
速度を上げるとエンジン音が車内に直接響く感じ。
この感じだとフル乗車になるとうるさいしちゃんと走らないのではないか？
と不安に思いました。ハイブリッドの方では問題なかったのでエスクァイアを選ぶときはハイブリッドがベターでしょう。
シエンタの良い点は？
- ミニバンとは思えないスタイリッシュさ
- スポーティなデザインがいい
- 実際に乗ってみるとすごく燃費がいい！
- 家族で夫婦と子供２人くらいにはちょうどいい。
- コンパクトサイズで女性でも運転楽々
こちらはデザインと燃費、若いファミリー向けな印象をうけますね！
車の長さが短い分、車庫入れも楽々。
夫婦で運転するけど奥さんがちょっと運転は苦手、なんてところにはもってこいでしょう。
シエンタの悪い点は？
- 収納が少ない
- ３列目を起こすと荷物が載らない
- 背が低い
- ３列目２列目の下に収納してもラゲッジスペースが平らにならない
- フル乗車ではパワー不足
今やミニバンになくてはならない収納と車内空間に不満の声が集中しているようです。
カタログ写真ではいろいろ載るアピールしてますが、人とモノを同時に乗せるのが困難。
こちらも試乗した時の感想は、スポーティなルックスがチョイノリでもキビキビ連れて行ってくれるような予感をさせてくれます。
コンパクトスポーツミニバンとでも呼ぶのがいいのでは？と思うくらい。
運転してみるとガソリン、ハイブリッドともに言うことなし！走りは問題なし！
ただやはり口コミにあった通りユーティリティに問題ありです。
ミニバンなのに荷物があまり載らない。
３列目を起こしてフル乗車の時は荷物はどこへ？って感じ。
家族４人１泊２日旅行程度なら問題なく使えるでしょう。
まとめ
ここまで性質の異なる二つを比べて、あえて結論を出すのであれば私はエスクァイアを選びます！
理由は、どっちが１０年乗り続けても乗り換えないで済むかと考えたときに、高級で飽きの来ないデザイン、家族が増えても無理のない居住性。
ハイブリッドを選んでいれば燃費の部分でも家計の圧迫を抑えれます。
当然、いろいろな制約でエスクァイアを選択できない場合もあるでしょう。
総合的に考えればシエンタも間違いなくいい車なので十分に選ぶ価値があります！
こちらも選ぶなら５年後の乗り換えを考えてリセールバリューのいいハイブリッドをおすすめします。
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