こんにちは！車専門ライターのTAKUMAです。
日本のガラパゴスカテゴリとも呼べるミニバンも、今では細分化が進み個性が目立つモデルが増えてきました。
そこで今回は、トヨタのヒット作「ヴォクシー」と、長寿モデル「エスティマ」を取り上げ、比較を進めていきます！
【ヴォクシーVSエスティマ比較】燃費
ヴォクシー ZS 16.0km/L
エスティマ AERAS 11.4km/L
排気量で400cc、車格も1クラス差があると考えても、エスティマの燃費は今一つ。
エスティマのエンジンは2AZ型と呼ばれる、現行アルファード／ヴェルファイアなどに搭載されているエンジンよりひと世代前のもので、低燃費技術は現行エンジンに比べるとどうしても劣ります。
よってここはヴォクシーが有利な結果になりました。
【ヴォクシーVSエスティマ】口コミ
スクエアなデザインのヴォクシーは迫力があり、いわゆる「チョイ悪親父」「マイルドヤンキー」な層に圧倒的な支持を得ています。
押しの強さがあり、ミニバンなのに力強いデザインはトヨタならではと言ったところです。
使い勝手もぬかりなく、姉妹車のノアと共に老若男女問わず乗り降りしやすいと評判です。
それに対しエスティマは、他車と比べた時に古さが目立つ声が多くみられました。
外観やインパネは昨年のマイナーチェンジでリフレッシュされたものの、機関類はほぼキャリーオーバー故、乗り心地・走り心地に古さが見え隠れしてしまうようです。
しかし外観デザインは、メッキパーツを多用していないのに個性を演出し、どんなユーザーにもマッチするデザインは高評価を得ているようでした。
【ヴォクシーVSエスティマ】価格
ヴォクシー ZS 2,739,273円(2WD)
エスティマ AERAS 3,338,378円(2WD/8人乗り)
Lクラスミニバンの割にはエスティマは意外とリーズナブル。
ヴォクシーは上位グレードゆえに装備は充実していますが、それでもエスティマと比べると若干劣るところです。
ここは装備のコストと車格を考慮すると、僅差でエスティマが有利でしょう。
【ヴォクシーVSエスティマ】まとめ
昨年のマイナーチェンジでエスティマはエアロ付きのグレード「AERAS」のみに統一されてしまいましたが、フロントマスクに癖が無く、どんなシーンにもマッチするデザインを持ち合わせています。
ヴォクシーも標準車であればさほどワルな雰囲気も無いのですが、エスティマと比べるとやんちゃ感は否めません。
ボディサイズも一回り異なるため、高さ方向はヴォクシーに軍配が上がりますが、全体的なゆとりはエスティマがワンランク上になります。
設計年数こそ10年ほど経過していますが、日々改良され現行車ともそこまで遜色ない仕上がりになっていますので、リセールバリューなどを気にしなければ、エスティマは十分魅力的な候補になるでしょう。
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