こんにちは！車専門ライターのTAKUMAです。
各社しのぎを削って新型車を投入するミニバンカテゴリですが、中には改良を重ね作られ続けている車もいくつかあります。
そこで今回は、トヨタの売れ筋ミニバン「ヴォクシー」と、ミニバン初のハイブリッド仕様を登場させた「エスティマハイブリッド」を取り上げ、比較を進めていきます！
【ヴォクシーvsエスティマ ハイブリッド比較】燃費
ヴォクシー HYBRID ZS 23.8km/L
エスティマハイブリッド AERAS 18.0km/L
同じハイブリッド仕様でこの燃費差ですが、エスティマは排気量2400ccで4WDかつ旧世代ハイブリッドシステムを使っていることから、この差がついたと推測されます。
ヴォクシーのシステムはプリウスとほぼ同一ですので、世代が新しく効率も良いため、この高燃費が出せるのでしょう。
ということで、燃費はヴォクシーが有利な結果となりました。
【ヴォクシーvsエスティマ ハイブリッド比較】口コミ
設計が新しいヴォクシーは箱型スタイルも相まって、使い勝手が非常に良く仕上がっています。
低床フロアで小さな子供や年配の方も乗り降りしやすく、家族が多い方には評判のようです。
比べるとエスティマは設計年数が経ち、マイナーチェンジでリフレッシュされてはいるものの、やはり古さは隠せない様子。
それでも現行初期モデルからの乗り換えユーザーが多いようで「洗練された」「インパネが使いやすくなった」という声が多くみられました。
昨年のマイナーチェンジでデザインも近代のトヨタ風になり古さは消えたものの、今一歩な雰囲気を感じます。
【ヴォクシーvsエスティマ ハイブリッド比較】価格
ヴォクシー HYBRID ZS 3,229,200円
エスティマハイブリッド AERAS 4,352,400円
価格差は100万円と少しとなりましたが、そもそも車格が異なるため一概に割高とは言えません。
設計がひと昔前なのに現代でも見劣りしない流線型のスタイリングは近未来的で、初代エスティマの「天才タマゴ」というキャッチコピーを思い出させます。
ヴォクシーはFFのみの設定ですが、エスティマハイブリッドは4WDのみの設定ですので、降雪地ユーザーには魅力的でしょう。
【ヴォクシーvsエスティマ ハイブリッド比較】まとめ
結論から言えばチョイ悪なデザインが許せればヴォクシーでしょう。
設計年次が新しいため、比較すると、やはりヴォクシーが有利になります。
5ナンバー枠を目一杯使って室内空間も十分あり、ファミリーユースには十分な広さを確保しています。
エスティマは3ナンバー枠でゆったりと作られていますが、流線型デザインの弊害か、ヴォクシーよりも少し圧迫感を感じます。
1列目左右に鎮座するセンターコンソールはLクラスミニバンの豪華さを感じさせる装備で満足感は高いのですが、日常の使い勝手はどうしても劣ります。
ここはシステム的にも目新しく、かつコストパフォーマンスもいいヴォクシーが、ベストバイと言えるでしょう。
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