こんにちは！車専門ライターのTAKUMAです。
98年にデビューした初代ステップワゴンから20年以上、この2リッタークラスの箱型ミニバンは各社の看板車種とも言えるレベルまで成長してきました。
その中でも定番と言えるのが、トヨタの「ノア」。
そして姉妹車の「エスクァイア」。
その中でも今人気のハイブリッド仕様を今回は取り上げ、比較と検証をしていきます。
【ノアvsエスクァイア 比較】燃費は一緒
この２つの車は基本設計を同一にした姉妹車ですので、JC08モード23.8km/Lと両車揃っています。
一見すると現行プリウスと全く同じハイブリッドシステムを搭載しているように見えますが、正解はプリウスαと同一のもので、モーターの冷却系統がプリウスと異なっていますが、体感ではほぼ同一のものと言って差し支えないでしょう。
プリウスαは26.2km/Lの燃費をマークしていますが、これは車重の差に加え、空力特性を追求したプリウスシリーズと、使い勝手重視の箱型フォルムによる空気抵抗の差によるものです。
【ノアvsエスクァイア 比較】口コミ
社用車としての採用実績も多いノアは「万人向けのデザイン」「親しみやすい」「癖のないデザイン」と評する方が多いようです。
それに対しエスクァイアは「アクが強い」「力強さのあるデザイン」「メッキパーツが多く派手・豪華」といったようなコメントが見受けられました。
内装はよくあるミニバンといった感のあるノアに比べ、エスクァイアはレザーを多用し高級感を狙っているのですが、ワンランク上の車種たちと比べてしまうと今ひとつと言った雰囲気です。
【ノアvsエスクァイア 比較】価格
エスクァイアというモデルが、旧式化してしまったエスティマの穴を埋めるべく開発された経緯もあって、値段も装備もノアよりワンランク上になっています。
ハイブリッドのベースグレード同士で比較すると
ノア HYBRID X 2,996,509円
エスクァイア HYBRID Xi 3,108,437円
となり、価格差は約11万円、装備の差は「シートヒーター」「UVカットガラス」「フォグランプ」「本革ステアリング」などです。
エアコンのように必須ではないけど、あったらいいなという装備ばかりですが、ワンランク上の内外装が装備され、かつこの装備で11万円増なら十分にお買い得と言えるのではないでしょうか。
【ノアvsエスクァイア 比較】買うならどっち？
設計が同じですので使い勝手は同一ですので、あとは価格・見た目からの判断になります。
ハイブリッド仕様に絞ればノアの中級グレード「Gi」とエスクァイアのベースグレード「Xi」がほぼ同価格・同一装備となります。
もし値段で迷っている場合、ノアもこのグレードになるとクルーズコントロールが装備されますので、遠出が多い方だとこちらを選ぶべきでしょう。（エスクァイアでも1つ上のグレードから装備されますが）
しかしエスクァイアには5ナンバーの枠に収まっているとは思えないデザインの迫力・内装の上質さに大きな魅力があります。
コスト重視なら圧倒的にノアですが、予算に少しばかり余裕があるのなら、ここは質感の高さにも予算を掛けてエスクァイアがベストバイと言えるのではないでしょうか。
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