こんにちは!自動車専門ライターのTAKUMAです。

ミニバンカテゴリの中でも常にしのぎを削って販売合戦が繰り広げられている5ナンバー箱型クラスです。
今回は、その中でも安定した数字を叩き出している「ヴォクシー」と、フルモデルチェンジしてクラス内トップへと踊りだした「セレナ」を取り上げ比べてみました!

【ヴォクシーVSセレナ】燃費

リッター1キロ差はほぼ誤差

ヴォクシー X 16.0km/L(2WD/8人乗り)

セレナ S 15.0km/L(2WD)

実燃費は7~8割程度になるでしょうから、差はほぼ誤差と見て問題無いでしょう。

セレナはベースグレードですが、これより上のグレードはスマートハイブリッドシステムが搭載され、燃費が17.2km/Lヴォクシーを上回ります

あえて甲乙をつけるならば、僅かながらヴォクシーが有利となります。

【ヴォクシーVSセレナ】口コミ

ヴォクシーとセレナを悩んだ方は非常に多いようで、それぞれの決め手になったコメントを見てみると

ヴォクシー

  • 「デザイン性の高さで決めた」
  • 「シートアレンジの多彩さが良かった」

セレナ

  • 「現時点ではセレナでしか選べないような先進装備の豊富さ」

といったコメントが目立ちました。

80点主義と呼ばれるトヨタの車づくりは万人受けしやすいのですが、言い方を変えると没個性とも捉えられます。

デザインだけでなく車全体で見た時に、個性派な車選びをしたい方に、セレナは魅力的に映るようでした。

【ヴォクシーVSセレナ】価格

ヴォクシー X 2,480,073円(2WD/8人乗り)

セレナ X 2,489,400円(2WD)

ヴォクシーはベースグレード、セレナは下から2番目の、ほぼ同一価格のグレード同士を比較対象にしました。

エマージェンシーブレーキなどの安全装備、またスマートハイブリッドと呼ばれる簡易式ハイブリッドも搭載されるため、燃費もヴォクシーを上回ります。

ここは圧倒的にセレナが有利と見るべきでしょう。

【ヴォクシーVSセレナ】まとめ

安定を取るか先進を取るか

ヴォクシーはモデルライフ中盤に差し掛かり、値引きを含めた実勢価格ではセレナよりも安価となるでしょう。

そして自動車業界では共通事項とも言える、初期型特有の不良も潰されて、品質的には安定している頃合いです。

トラブル無く、長く付き合いたい車を欲しいユーザーさんには、ヴォクシーは魅力的ではないでしょうか。

それに比べセレナは、日本の量産車初の運転支援システム「パイロットドライブ」を搭載したグレードを用意するなど、先進性に長けています。

まだまだこれから発展していく技術ですので、決して安くはないオプションですが、この車でしか味わうことができない装備というのが数多くあります。

車に安定感を求めるならヴォクシーですが、少し面白い・楽しい車が欲しい方にはセレナがベストバイという評価をさせて頂きます。

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