ホンダセンシング全グレード標準装備、モデル初のハイブリッド車のラインナップとなった5代目ステップワゴン。

その話題性は最先端技術だけに留まらず、ガソリンエンジンには1.5リッターと排気量は小さいながらも、V-tecターボを搭載しています。

エコなハイブリッドか、走りのV-tecターボか、最早家族サービスに熱心なお父さんの車の域を逸脱した車へと進化を遂げました。

そんなステップワゴンのルーツである、旧モデルである3代目・4代目のステップワゴンのスペックや、現行モデルと旧モデルとの比較などをしたいと思います。

3代目ステップワゴンRG1,2,3,4型 2005~2009年

引用:カートピックスhttps://221616.com/car-topics/20060610-a18675/

初代ステップワゴンから一貫していた「子供と一緒にどこいこう」のコンセプトから、新たにスポーツ的な変更が加えられた3代目ステップワゴン。

今までの角張ったデザインから丸みを帯びたフォルムに変更されデザインも一新されました。

この一見カピバラにも見えなくもないこのデザインが賛否を生んだ事は4代目のデザインを見れば明らかです。

では、デザインはさておきスペックについてはどうでしょうか。

3代目ステップワゴンのスペック

  • 原動機:K20A型(2.0L直4 DOHC i-VTEC) K24A型(2.4L 直4 DOHC i-VTEC)
  • 変速機:CVT、4速AT、5速AT
  • 全長:4,640mm(スパーダは4,660mm)
  • 全幅:1,695mm
  • 全高:FF1,770mm 4WD1,785mm

前期モデルの2代目ステップワゴンの全高が1,845mmもある所を見ると、3代目ステップワゴンが全高1,770mmなので、100mm近くも低くなっているのが分かります。

このモデルのすごい所はホンダの低重心、低床技術で室内高は前期モデルの室内高を維持している所なんですね。

全高が低くなった分を室内の床を更に低くする事で実現しましたので、コーナーでの安定性も当然向上しています。

前期モデルには採用されていた、チップアップ&スライドシート(回転対座付き)が廃止された所を見てもスポーツ志向へとシフトきたのかと思う点も多いです。

しかし、エンジンも前期モデルと同じものを搭載していますが、2.0Lエンジンは燃費を重視して5馬力ダウンさせています。

エコや燃費を重視している世論の為仕方ありませんが、残念な変更ではあります。

しかし、2.4Lエンジンにはデチューンは施されず、そのまま採用しています。

ただ、2.4Lエンジンは3ナンバーとなってしまうのが、税金面でネックでしょうか。

2.4LエンジンのFF車には新たに中型車用に開発されたCVTが採用となりました。

また、アイドリングストップも採用されています。

燃費は2.0Lエンジン、パワーは2.4Lエンジンという事で住み分けできているのではないでしょうか。

原動機、変速機以外の主な変更点や追加された点もこのモデルには数多くあります。

現行モデルでも採用されているミリ波レーダーを使った機能もオプションで搭載する事が可能になりました。

下記がその機能です。

  • 追突軽減ブレーキ(CMBS)
  • インテリジェントハイウェイクルーズコントロール(IHCC)
  • 横滑り防止装置(VSA)

標準装備としての主な変更点では、両側スライドドアが標準装備となりました。

電子制御がオプションではありますが、初代からの装備を考えるとこのモデルあたりから今現在でも使用されている装備も見られ、中古車で購入しても古臭さは感じられないのではないでしょうか。

4代目ステップワゴンRK1,2,3,4,5,6,7型 2009~2015年

引用:カートピックスhttps://221616.com/car-topics/20150519-74627/

3代目ステップワゴンのデザインの酷評を受け入れていたのか、やや角張ったデザインへと戻した感じのデザインとなった4代目ステップワゴンとなりました。

カピバラっぽい3代目のデザインは面影がなく、むしろ初代、2代目のデザインを引き継いだ感じへとチェンジしました。

初代、2代目から引き継いだのは、デザイン性だけではなく、コンセプトも原点回帰のように「みんなの楽」を元に「皆楽」というキャッチーなものへと変更しました。

ワードは変更されましたが、「子供と一緒にどこいこう」・「皆楽」という家族サービスやキャッチーさを引き継いだといったイメージでしょうか。

4代目のスペックをご紹介

  • 原動機:R20A型(2.0L直4 SOHC i-VTEC)
  • 変速機:CVT、5速AT
  • 全長:4,690mm
  • 全幅:1,695mm
  • 全高:FF1,815mm 4WD1,830mm

エンジンは2.0Lと排気量は変わらず、シングルオーバーヘッドカムへと変更された以外に変更は無く、2.4Lエンジンのラインナップは無くなりました。

よってこのステップワゴンは全モデル5ナンバーサイズで統一されました。

税金対策にはなりますが、パワー重視よりのエンジンがラインナップに無くなったのは寂しい気もします。

2.4Lの導入は廃止されましたが、変わりにパドルシフトを採用した事で、スポーツ走行をしたい方にはパドルシフトという選択肢は辛うじてあります。

ミニバンというモデルや、ユーザーの声は圧倒的に燃費向上に傾いているとはいえ、個人的に2パターンあってもいい気がします。

しかし、その分エコや燃費向上に嬉しい装備が採用されました。

そのひとつが、ECONモードです。

こちらはエンジン・ミッション・エアコンとの協調性をコンピューターで管理して制御するシステムです。

そして、あからさまにパワーダウンする事なく、自然と燃費の良い状態をつくりだすという優れものです。

個人的に一番注目して欲しい所は3列目床下格納シートですね。

荷物を積まない人には無縁のものかもしれませんが、ミニバンは当たり前のように折り畳みシートが一般的です。

軽い荷物を積む程度ならいいのですが、高さのあるものを積むと折り畳んだシートと干渉してしまいます。

床下を有効活用する努力をしてきたホンダだからこそ、できる事だと感心してしまいます。

このモデルになると、内装・外装・装備ともに全然古臭さも無く現役で使える車ではないでしょうか。

5代目(現行モデル)RP1,2,3,4,5型2015年~

引用:ホンダ公式サイト

今までの歴代のステップワゴンに進化を重ねて、熟成された現行モデルである5代目ステップワゴンの登場です。

現行モデル5代目ステップワゴンのスペックをご紹介!

引用:ホンダ公式サイト

  • 原動機:L15B型(1,5L直4 直噴DOHCターボ VTEC)、ハイブリッドはLFA型(2.0L直4DOHC)
  • 変速機:CVT、電気式CVT
  • 全長:4,690mm(スパーダ、モデューロ4760mm)
  • 全幅:1,695mm
  • 全高:FF1,840mm 4WD1,855mm モデューロX1825mm

原動機もパワーで申し分の無い1.5リッターVTECターボと、エコと燃費のハイブリッドの2種類のラインナップとなりました。

サイズ感は前期モデルとほぼ同じで揃えてきて、目玉となるのがホンダセンシングの全車標準装備です。

標準装備されているものが非常に充実しており、オプションでは嗜好性の高いものや高級車のようなものも豊富にあります。

満足度の高い仕上がりとなっていますが、ハイブリッドがスパーダ限定となっています。

非の打ちようがあるとしたら、やはり値段がそれなりに高額となってきている所でしょう。

ステップワゴンの評価!3代目と4代目新型では?新旧比較!~まとめ~

3代目、4代目、現行モデルと紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

比較すると進化をして熟成された現行モデルである5代目ステップワゴンに軍配があがりますね。

しかし、購入するとなると1番ネックになるのが価格ですね。

新車で1.5リッターターボなら価格も抑えられますが、ハイブリッドとなると中々の価格になってしまいます。

3代目、4代目もまだまだ中古で購入しても現役で乗れる古臭さの無い車でもあります。

悩みどころではありますが、この悩んでいる時が1番楽しかったりもしますよね。

是非失敗しないように、良い選択ができれば幸いです。

 

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