皆さんこんにちは。

 

今回は、日産セレナのハイブリッドについて注目し、調査していきます。

日産セレナは、1991年6月発表の初代から数えて5代目に当たる長寿モデルです。

現在セレナは、日産ミニバンの代表と言えるでしょう。

非常に堂々としたデザインです。

なお、日産と言えばエルグランドがありますが、こちらは最近の販売が低迷しています。

そのコンセプトがあやふやになってしまっているのではないでしょうか。

逆に、セレナの販売は好調です。

エルグランドは一斉を風靡しましたが、現在はその座をセレナに譲りつつある、そんな気がします。

セレナ歴代のエンジンは?

なお、非常に長寿なこのモデル、エンジン展開は以下の様なものでした。

初代

1.6リットル直4エンジン

2.0リットル直4エンジン

2代目

2.0リットル直4エンジン

2.5リットル直4エンジン(ディーゼル)

3代目

2.0リットル直4エンジン

4代目

2.0リットル直4エンジンハイブリッド

5代目(現行)

2.0リットル直4エンジン

1.2リットル直3エンジンハイブリッド(e-power)

非常に多くの種類のエンジンが使用されており、中にはディーゼルエンジンもありました。

セレナは現在まで既に27年が経過し、いよいよ現行では日産最新のハイブリッドシステムである、e-powerが搭載されています。

なお、e-powerとは、日産が打ち出したハイブリッド方式の名称です。

これは、基本的にモーター100%で駆動力を発生させ、エンジンは発電を担う方式です。

エンジンはあくまで発電用とはっきり明記しています。

よほどの自信作なのでしょう。

モーター主流の走行感覚は、非常に新しいものですので、ぜひ一度体感してください。

またe-powerでは、アクセルのみで加速、減速を行う機能もあります。

これは、アクセルペダルとブレーキペダルとの踏み替え回数を減らし、疲労を大幅に減らす事を目的として搭載されました。

様々な先進装備を備え、更に商品価値を上げたセレナ、流石の人気車種です。

簡単にご説明しましたが、日産e-powerは非常に先進的な機能、能力をもつものだと言えるでしょう。

それでは、本題に入ります。

ハイブリッドの燃費は?

セレナのハイブリッド方式は、2種類あります。

1つ目はさきほどご説明したe-power、もう1つはS-HYBRIDという方式です。

このS-HYBRIDは、減速時の運動エネルギーから発電しバッテリーに蓄え、加速時のエンジン補助又はアイドリングストップ、エアコン、電装品に利用します。

こちらのハイブリッドは、現行のプリウスなどと似たような方式に感じるかも知れませんね。

それぞれの燃費は、以下の通りです。

  • e-power:26.2㎞/L
  • S-HYBRID:17.2㎞/L

いづれも、JC08モードでの測定です。

ハイブリッドの価格は?

それぞれの価格は、以下の通りです。

  • e-power:2,968,920円~3,821,040円
  • S-HYBRID:2,504,520円~3,572,640円

なおグレード展開は、e-powerが7、S-HYBRIDが13となっています。

ハイグレードについては、本体性能+オーテックやニスモグレードが存在しており、その価格は一気に跳ね上がります。

ちなみに、オーテックとは、日産のグループ会社の1つであり、特装車を手掛けています。

初代社長は、長年にわたってスカイラインの開発に携わった人物です。

旧プリンス時代に発売されたスカイラインの初代から企画開発に携わり、2代目では開発責任者となり、その後も3代目~7代目まで連続して開発責任者を務められた方で、当時はよくスカイラインを作った男としてテレビにも出演されていました。

エアロパーツがついているので、一目瞭然ですね。

なお、オーテックの車両は比較的おとなしめのコンセプトでまとめられています。

大人のスポーツラグジュアリーといった感じですね。

もう1つのニスモとは、同じくニッサンのグループ会社の1つです。

こちらは、レースなどに参加している実績もあるので、レース番組などでご存じの方をいらっしゃるかも知れません。

オーテックよりも更に過激なエアロパーツで構成されています。

各日産車両について、ニスモの特別車を設定しており、そのチューニングはボディの補強からプログラムの変更、シートパーツ等非常に多岐に渡ります。

4WDの実燃費は悪い?

4WDモデルですが、残念ながらS-HYBRIDのみの構成です。

4WDモデル:2,748,600円~3,517,560円

なお、2WDのS-HYBRIDのボトムグレードは、Xといい2,504,520円であるのに対し、4WDの同グレードは、2,748,600円と、その差は244,080円です。

ちなみに、Xグレードの各燃費は以下の通りです。

  • 2WD グレードX:17.2㎞/L
  • 4WD グレードX:15.8㎞/L

数値では、1.4㎞/Lの差でした。

あまり差がない様に感じますが、実燃費はどうなのでしょう?ユーザーレビューを調査してみました。

  • e-power:14㎞/L~18㎞/L
  • S-HYBRID:10㎞/L~14㎞/L

同、4WD:10㎞/L~12㎞/L

実燃費についてですが、やはりカタログ値よりも相当に落ちますね。

これは、JC08モードという燃費測定基準が実際の走行状態を表せない事に起因しています。

それらの批評が多く、現在はWLTCモードという測定基準に移行しました。

今年の10月から施行され、各社改めて認定を受けている模様です。

WLTCは、市街地・郊外・高速道路の3つの燃費データを総合した数値となっており、より実燃費に近い数値が公開されます。

現在はカタログ数値を見ても、どうせこの6割くらいでしょ?という声が多数であり、いちいち自分で割り返すという無駄な時間がありましたが、これで効率よく検討ができますね。

ただし、この数値は各メーカーのプロが叩き出した数値ですので、やはり個々の乗り方による補正が必要な事には変わりありません。

まとめ

如何でしたでしょうか?今回はセレナの2つのハイブリッドについて、燃費・価格・2WDと4WDの差について検証してみました。

若干驚いた事は、この車両は駆動方式での燃費差がそれほどないという事実でした。

他車種であれば、もう少し差が出てしかるべきですが、ハイブリッドの効果が出ている結果なのだと感じます。

ともあれ、やはり車両形状による空気抵抗や、重量に起因する燃費の悪さはどうにも解決できない問題です。

ギリギリ、e-powerであれば満足できる数値ですが、そもそも購入時の価格差が大きく、車両価格分を燃費差で回収するには長い期間が必要です。

それでも、e-powerの先進性は魅力ですし、そもそもS-HYBRIDでも過去のミニバンと比較すれば、その燃費性能に隔世の感はかなりあります。

出来れば、もう少し燃費をよくして頂きたい、そう思ってしまうのは贅沢な話なのでしょうか。

何はともあれ、今回集めた数値は、様々なユーザー報告を基に集計したものであり、かなり信憑性が高いと思われます。

しかし、最終的には皆さんがディーラーを訪れ、実際に試乗し実燃費と走行感覚を確かめた上で、セレナのグレード選択を行ってください。

その際の事前参考資料として、本文が少しでもお役に立てればと、心から願っています。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

たくや

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