こんにちは!車はMT派な、自動車専門ライターのTAKUMAです。

さて今回は、初代登場から10年以上経過し、今なお販売ランキングの上位に位置し続けている「ヴォクシー」と、昨年新型がデビューし好調な販売を続けている「シエンタハイブリッド」で比較してみました!。

【ヴォクシーVSシエンタハイブリッド】燃費

どちらを選んでも低燃費

ヴォクシー HYBRID X 23.8km/L(7人乗り)

シエンタハイブリッド X 27.2km/L

似た土俵で比較するため、ヴォクシーもガソリン車モデルではなくハイブリッド仕様を引き合いに出しています。

プロポーションとしては似ているものの、車格が1500㏄クラスと2000㏄クラスで1ランク異なるため、そのまま燃費の差として反映される結果となりました。

どちらも十分納得できる値ですが、絶対的な数字はシエンタが有利となりました。

【ヴォクシーVSシエンタハイブリッド】口コミ

ヴォクシーは「チョイ悪感を演出したメッキパーツ多用のデザイン」が特徴で、30代男性を中心にしっかりと心をつかんでいるようです。

また箱型デザインから得られる見晴らしの良さや乗り降りのしやすさが、同乗者へ好評な様子。

ミニバンの王道とも言えるクラスですので、やはり使い勝手には抜かりが無いようです。

対するシエンタは、コンパクトカーの延長線上にあるサイズから「取り回しがしやすい」「女性でも運転しやすい」とのコメントが多くみられます。

コンパクトな車体ゆえ室内空間の絶対的な広さは今一歩ですが、それでも「いざとなったら7人乗れる」という点が支持されているようで、コンパクトカーと比較検討されている方も多い印象を受けました。

【ヴォクシーVSシエンタハイブリッド】価格

ヴォクシー HYBRID X 2WD 2,996,509円(7人乗り)

シエンタハイブリッド X 2,226,763円

車格以上に金額差がありますし、いざ並べてみるとヴォクシーには割高感を感じます。

シエンタのハイブリッドシステムは、アクアは元より2代目プリウスなどにも搭載されていた息の長いシステムですので、減価償却がおおよそ済んでいることも価格に影響していると考えられます。

システム設計自体は古いものの、改良を重ねられて安定・安心感がありますし、車自体の設計は新しいですので、ここもシエンタが有利との判定になりました。

【ヴォクシーVSシエンタハイブリッド】まとめ

どうせ買うならゆとりも欲しい

車としての機能をコンパクトにまとめて詰め込んだ、とも言えるのがシエンタです。

少し大きめのコンパクトカーサイズで、軽自動車などからのステップアップにも最適なサイズでしょう。

しかし、せっかくミニバンを買うなら、数字だけでは現れない「ゆとり」も重要なキーワードの1つだと考えます。

駐車場や道路などによるサイズの制約・予算の縛りが無いのであれば、詰め込み型のシエンタよりも、ここはミニバンとしての広さを実感できるヴォクシーが賢い選択と言えるのではないでしょうか。

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