皆さんこんにちは。今回調査するのは、ホンダフリードの、モデューロXです。
まずは、ホンダフリードと、モデューロについて簡単にご説明しますね。
ホンダフリードは、2008年に発売された、モビリオの後継車です。
コンパクトな車体に、7名、6名、5名乗りがあり、多種多様なユーザーの獲得に成功したモデルです。
そのプラットフォームは、2代目フィットのものをベースにしており、コスト削減にも成功しています。
そして現在、2016年のフルモデルチェンジを経たフリードは、コンパクトミニバンの雄として君臨しています。
次にモデューロについて。
モデューロは、ホンダアクセスというホンダの子会社が販売している、エアロパーツやホイールのブランド名です。
HPに掲げられているブランドの信念は、ズバリ、コントロール性です。
ドイツの難関コースでテストされた車両は、曲がる質にこだわり、徹底的な試験によって仕上げられ、様々なホンダ用パーツを製造してスポーティでプレミアムなブランドを育てていくという情熱に溢れています。
この装備を付加したフリードが、現在カタログモデルとして販売しているモデューロXです。
エアロがとても派手ですね！しかしまとまりが非常に良い仕上がりです。
現在でも、オプションのエアロは後付け感が強いものが多いのですが、流石メーカー直系のパーツメーカーです。
それもそのはず、モデューロは、通常の生産ラインと同ラインで製造されています。
主要装備としては、以下のパーツが組み込まれています。
- 専用フロントバンパー
- 専用フロントグリル
- 専用フロントビームライト
- 専用ドアミラー
- 専用リアロアスカート
- 専用サスペンション
- 専用15インチアルミホイール
- 専用エアロパーツ
これらが組み込まれた事で、ベースモデルとは別格の雰囲気を醸し出しています。
特に、フロントバンパーとフロントグリルの影響が大きく、まるで別の車両の様です。
ドアミラーのワンポイントカラーも、スペシャルなクルマである事を控えめに主張していますね。
最近、ドアミラーだけを違うカラーにするスポーツカーが多くなっています。
それを見習ったのでしょうね。
ロアスカートも、ボディとの一体感があり、かつプレスラインと合わせて新しいラインを作り出しています。
このあたりは非常に上手なデザインではないでしょうか。
ところで、フリードはミニバンである為、車高も高く空気抵抗が大きい事はやむを得ません。
カーブを曲がる時も、傾きが大きく、これは車酔いや疲労の原因になりますね。
専用のエアロパーツを装着したモデューロXは、空気抵抗をコントロールし、ボディ下面へ導く事でリフトバランスを最適化されており、また専用サスペンションを用いる事で、ボディの揺れなども効果的に抑える事が可能となっています。
前後左右への揺れが抑えられている事を、ロールとピッチが抑えられていると表現します。
モデューロXは、低く構えた猛獣のように、カーブを駆け抜けてくれるでしょう。
併せて、高速道路での安定性も抜群です。
前述の空気抵抗のコントロールは、高速になるほど有効に作用します。
ぜひ、実際に試乗して確かめて下さい。
ただし、ユーザーレビューでは相当乗り心地が固いという意見が多数を占めています。
完全に走りに振ったモデューロXは、以前ホンダのスポーツカーに乗っていた、または憧れていた方たち向けといったところでしょうか。
フリードモデューロXの値引き価格は？
筆者が収集した情報を集計した結果、記事作成時点でのモデューロXの値引き相場は、以下の通りでした。
- 本体値引き10万円～20万円
- オプション値引き5万円前後
合計、15万円から25万円といったところでしょうか。
やはり、発売からまだ日が浅く、値引き額も少ないですね。
あとは、ご自身が現在保有している車両の下取りがどうなるか？にかかってきます。
下取りと合わせて、最大40万円程度まで行ければ、大成功といったところではないでしょうか。
ちなみに、モデューロＸの納車は、2か月から3か月かかるという噂もあります。
ここまで待つのであれば、指名買いではなく、競合車もあるという体での値引き交渉がよいと思います。
フリードのライバルは、ズバリ、トヨタ・シエンタです。
また、少し車格は大きくなってしまいますが、モデューロＸを検討しているのであれば、日産・セレナやトヨタ・ボクシーなども十分競合車に設定できます。
多くの競合車を提示して十分な交渉を行い、満足のいく買い物にしてください。
フリードモデューロXの燃費は？
次に燃費ですが、フリードモデューロＸは2タイプのエンジンを搭載しています。
1.5㍑i-VTECと、1.5㍑i-VTEC＋ＤＣＤです。
それぞれの燃費です。
カタログ値
- 1.5㍑i-VTEC：19.0㎞／㍑
- 1.5㍑i-VTEC＋ＤＣＤ：27.2㎞／㍑
ただし、これらは古い燃費計測基準のＪＣ08でした。
現在主流となっているＷＬＴＣではないので、実燃費とはかなり差が出ていると思われます。
筆者が収集した情報によるとこの様な結果となりました。
実燃費
- 1.5㍑i-VTEC 15.9㎞／㍑
- 1.5㍑i-VTEC＋ＤＣＤ 19.5㎞／㍑
如何でしょうか、およそ4割程度減の数値ですね。
しかし、まずまずの数値ではないでしょうか。
特に、ガソリンエンジン設定車の燃費が意外に良いのは驚きです。
フリードモデューロXの内装の評価は？
モデューロXは、他グレードのフリードと比べ、内装のトーンがブラック、ブラウン調でダークなイメージとなります。
インパネの化粧パネルも、ピアノブラックが使用されており、高級感がありますね。
ステアリングも、パンチングレザーを用いて差別化を図っています。
このパンチング加工は案外効果的に左右します。
滑り止め効果が高くなりますので、グリップ感が全然違います。
また、シートはプライムスムースという合皮を用いていますが、これは汚れやシワなどにも強い素材です。
手入れが楽なのは、非常にありがたい点です。
更にシートには、モデューロXと刺繍が入っており、所有欲をくすぐります。
シートに刺繍が入っているのは、まさに特別車のみに与えられる特権ですね。
これらの特別装備によるものと、またそもそもの素材の良さから、概ね内装の評価は高いですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか？最近はメーカーもカスタマイズにかなり力を入れていますね。
モデューロXも、ノーマルモデルから比較して相当力を入れており、またその結果販売も好調の様です。
車が売れないと言われ続けてはや数年、メーカーもいろいろな手を尽くして購買層を獲得しようとしているのでしょう。
その一つの手段が、やはり普遍的ですが個性、なのだと思います。
モデューロのこだわりを具現化させたフリードモデューロXは、非常に魅力的なクルマです。
若干価格が高いのがウィークポイントですが、今はクルマの買い方も様々にあり、毎月の負担を抑えて購入できる方法もあります。
どうせ乗るなら、本当に欲しいクルマに乗ることが一番です。
筆者も、若いころは散々無理をして購入してきましたが、結果としては良い思い出です。
自分で買った、という気持ちがクルマを非常に大切にする気持ちへと変わるからです。
大切に乗っているクルマは、一目でわかります。
その逆もそうです。
魅力溢れるモデューロXをぜひ購入し、大切に乗ってあげて下さい。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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