ホンダの業績低迷を救った救世主と言われるオデッセイ。
背水の陣でデビューしてから24年、2018年現在は5代目にまで進化を遂げています。
今回は、その大人気を博したオデッセイの「オススメ人気オプションパーツ」を探ってみたいと思います。
オプションの種類
新車を購入されたことのある、若しくはディーラーで見積もりをとってもらったことのある方ならご存じかと思いますが、オプションには2種類存在します。
メーカーオプション
製造元であるメーカーが扱うオプションで、サンルーフや、両側電動スライドドア、自動ブレーキシステムなどの先進の安全技術もメーカーオプションとなり、特徴としては、後付けが不可能なものが多い、ということです。
これは特に中古車を購入する時に「お得感」が出るポイントになりますね。
ディーラーオプション
これは、販売元であるお店(トヨタなら、カローラ店、ネッツトヨタなど)が扱うオプションで、純正ナビゲーションや、ドライブレコーダー、後席モニター等であり、特徴として、後からでも装備可能なものが多い、ということになります。
このオプションは、個人的にはオススメしません。
そのメーカーオリジナルのパーツがディーラーオプションであるとか、優良なメーカーオプションの絡みがある場合ならわかりますが、そうでもない限りあまり利点は少ないと思われます。
強いて言うなら、ナビゲーションくらいでしょうか。
バックモニターとセットになっている事も多く、設置も設定も面倒なので、純正に抵抗がなければチョイスするのもアリかな、とも思います。
人気オプション①
マルチビューカメラシステム&Hondaスマートパーキングアシストシステム+後退出庫サポート
マルチビューカメラシステムとは、オデッセイのグリル、左右のミラー、リアゲートにそれぞれ配置された4箇所の魚眼カメラによって、車体の周囲一帯をナビ画面に映し出して死角をカバーする、というものです。
これは、前方視点「フロントブラインドビュー」、右側視点「Rサイドビュー」、左側視点「Lサイドビュー」、後方視点「リアビュー」、上空視点「グラウンドビュー」、ミラー視点「ミラービュー」(※)の6パターンを個々にナビ画面に映し出す機能で、見通しがかなり悪い交差点では「前方視点」、車庫入れや駐車する時は「後方視点」や「上空視点」が重宝されます。
{(※)ミラービューは、他のシステムと機能的に被るため、省略されています。}
特に「上空視点」のグラウンドビューは、オデッセイを真上から見下ろしたような視点で、車の動き、周囲の位置関係がかなり楽に把握できるスグレモノです。
ただし、これはメーカーも注意喚起していますが、飽く迄補助装備である事を意識して、実際の状態を目視によって最終確認することが重要です。
グラウンドビューは、本当に真上から見たものではなく、4つのカメラをつなぎ合わせ、あたかも真上から見下ろしたような画像を作り出しているにすぎないからです。
つなぎ合わせである以上、つなぎ目の境には僅かながら誤差がありますし、魚眼カメラであるがゆえに画像は小さめで、両端が少し湾曲します。
そのことさえ忘れなければ、実に便利な機能であることは間違いないでしょう。
そして、「Hondaスマートパーキングアシストシステムは、左右のカメラが駐車可能枠を自動で認識、後はスタートスイッチを押すだけで自動的に駐車が始まるという、車庫入れ、縦列駐車の苦手な人にはもってこいの機能です。
さらに、アクセルや、ブレーキ操作、シフトのタイミングまでガイドしてくれるという至れり尽くせり。
後席出庫サポートは、レーダーによって後ろから近づいてくる車両を検知、警報音とナビ画面の矢印表示で注意を促す技あり装備。
立地上、どうしてもフロント側から駐車せざるを得ない場合や、前向き駐車が義務付けられている所では威力を発揮します。
20万弱の費用ですが、事故のリスクが格段に減るこの装備、メーカーオプションのナビが付いてくる事もあり、「買い」だと思います。
人気オプション②
Hondaインターナビ+リンクアップフリー+ETC車載機
これは、スマートォン感覚で操作できる多機能通信型ナビ「Hondaインターナビ」と、通信費を無料で提供する「リンクアップフリー」、高速道路や、有料道路で今や欠かせないアイテムの「ETC車載機」の3つがセットになったオプションです。
Hondaインターナビは、正確な到着予想時間をはじめ、豪雨、台風、地震、津波、路面凍結情報等の災害情報のリアルタイム配信、ニーズに合った多様なルートなど高性能な機能を有しています。
さらに、スマートフォンやPCとリンクできるのも通信型ナビならでは。
自宅で、仕事の空き時間で、リサーチしたガソリンスタンド、飲食店、駐車場などの周辺情報が共有でき、ドライブの段取りは抜かりなし、ですね。
これも20万近いオプションですが、マルチビューカメラシステムとスマートパーキングアシストシステム、後退出庫サポートも付いてくるとなれば、お得かな、と思います。
人気オプション③
ドアバイザー
これは最もポピュラーなオプションの一つですね。
ディーラーオプションになりますが、値段もお手頃ですし、後付けパーツを組むにしても、新型に適合するものは中々すぐには出回っておらず、もし流用パーツがあったとしても、微妙に不格好になってしまったりするものです。
それなら、2万円前後で違和感のない純正品をつけたほうが、賢い選択ではないかな、と思います。
嬉しい標準装備
一昔前ならオプション扱いだったような装備も、このオデッセイは多く標準装備とされています。
なんとも太っ腹ですねぇ、Hondaさん。
コンフォートビューパッケージ
雨の日の車線変更の時や、雨の日の車庫入れの時、ヒヤッとしたことありませんか?
雨粒でサイドミラーがぼやけて後ろの状況が分かりにくく、一旦停まって窓やミラーを拭いても、すぐに雨が付いてぼやけてしまう。
対策として、撥水コート剤を塗りたくるのが一般的なんですが、兎に角煩わしい。
コーティングの効力は長くて1カ月前後、効力がなくなったころに雨にやられる、なんてこともよくあります。
そこで、この装備。
ミラーの鏡面を親水加工し、ヒーターまで内蔵されたドアミラーと、撥水加工がされたフロントガラスのセット。
親水加工とは、撥水加工の逆の発想で、鏡面に薄い水の膜を形成するようなもので、視界の歪みを抑える仕組みの加工です。
また、ドライバーから見た場合の事も考えられているのが、フロントガラスも撥水加工されている点、さらには梅雨時期に一番厄介なのが「曇り」でしょう。
この対策は、エアコンを付けるしかないんですが、ミラーは車の外にある為にいくらエアコン強くしてもミラーの曇りは取れません。
この機構はそれすら解消。
なんとヒーターが内蔵されているのです!
これで、スイッチ一つで曇り解消、視界確保、雨でも快適なドライブが可能となることでしょう。
大型ロールサンシェード
これはお子様、特に赤ちゃんのいらっしゃる方なら、是非ともリスペクトして頂きたい装備です。
後部座席、スライドドアの窓に装着し、下からシュルシュル、とシェードを上げて、窓全体を日差しからカバーするこのサンシェード、正直「いい!」と思いました。
というのも、後付けのサンシェードは吸盤式が多く、すぐ取れる、シェードの隙間からの日差しが結構入る、スライドドアの開閉の妨げになる、等々・・・
改良余地がありすぎなんです。
どんな車種でも装着できるようにした結果なのかもしれませんが、なんか悶々としたものがユーザーに根付いてしまうのもどうかと思っていたところ、この装備!
おそらくは専用設計であることが伺えますが、窓全体にピッタリフィット、且つスライドドアの開閉の妨げになることもなし。
これが標準装備というのは、ファミリーユーザーには嬉しいですね。
両側電動スライドドア
メーカーや、車種によってはオプション扱いになっている代表みたいな「両側電動スライドドア」ですが、なんと、オデッセイはこれすらも標準装備にしてしまいました。
これが一番デカいユーザーにとっての恩恵じゃないでしょうか。
見積もりを取ってもらうと、オプションで付けた途端に見積額が跳ね上がるような、そんなイヤ~な思いとはオサラバできますね。
まとめ
以上、独断と偏見が多々ある紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?
この記事を執筆するにあたり、今のオプションのクオリティーの高さに驚かされました。
冒頭でディーラーオプション否定派みたいな下りがありましたが、ユーザーに有用ならばチョイスする価値は十分にある、と認識を改めたいと思います。
是非、ご自身にとって、本当に有用なものは何かを精査して、自身の相棒、家族の一員、素敵なパートナーに仕上げていってください。
オプションパーツ達は、あなたの一台を輝かせてくれるでしょう。
最近なんでみんな下取りをディーラーから一括査定会社にしているんですか?
今はディーラーで3万円しか値がつかない車が、実は50万円で売却できることもあるんですよ。
え?どうしてですか?
なぜかというと、ディーラーは車を売る専門。買取業者は車を購入するのが専門。なので、ディーラーは適正な価格をあまり知らないんです。
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