自動車メーカーの永遠の開発テーマである安全性能。
その最たる技術と言える安全運転支援システムや先進運転支援システムなどと呼ばれるシステムです。
自動車メーカーによってネーミングが違いますが、今回はホンダの先進運転支援システムであるホンダセンシングについてご紹介したいと思います。
ホンダセンシングの使い方は?評価は?などの解説や、実際にホンダセンシングを搭載した車に乗りたい!
といった人の為に搭載車種の紹介や、搭載車種の中古車調査の結果などをご紹介したいと思います。
ホンダセンシングってなに?ホンダセンシングの9つの機能をご紹介!
引用:ホンダ公式サイト
ホンダセンシングの機能は、車種や仕様により異なりますが、このページで現時点でホンダセンシングで搭載されている機能をすべてご紹介したいと思います。
ホンダセンシング搭載車にすべての機能がついている訳ではないので、購入前に確認する事をお勧めします。
①衝突軽減ブレーキ(CMBS)
前走車の接近や、歩行者の飛び出しを感知し、ドライバーへ段階的に警告を知らせます。
回避措置を取らずに接近すると自動で完全に停止します。
こちらの機能は他にも、分離帯の無い道路を走行中に起こりうる対向車とのすれ違いざまの衝突や、正面衝突の危険も、事前に検知して回避措置を取る機能もあります。
②誤発進抑制機能・後方誤発進抑制機能
停車時や低速時に、アクセルとブレーキの踏み間違い等で起こる衝突事故を防ぎます。
後方誤発進抑制機能は、駐車時のバック中のアクセルとブレーキの踏み間違いにも対応しています。
➂歩行者事故低減ステアリング
歩行者側へ車線を逸脱して歩行者とぶつかりそうになると、ステアリングを自動で操作して、回避措置をとります。
④路外逸脱抑制機能
車線を飛び出して路外へと逸脱してしまいそうになると、警告をしたりステアリング操作の支援をします。
状況によりブレーキも支援して事故を回避する場合もあります。
➄アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)
高速道路などで活躍するクルーズ・コントロールに、減速したり前走車に一定の車間距離を保ち追従するなど支援項目が追加されたものです。
詳細は次項でご紹介します。
⑥車線維持支援システム(LKAS)
車線の真ん中を走るように、意図せず車線をはみ出したりした場合などに、ステアリングの振動や支援をしてくれるシステムです。
⑦先行車発進お知らせ機能
信号待ちなどで、前の車が発進して一定時間動かなかった場合に警告音とメーター表示にて知らせてくれるシステムです。
些細な事ですが、嬉しいシステムですね。
⑧標識認識機能
速度標識、進入禁止、一旦停止など見落とすと事故に繋がるような標識を認識して警告してくれるシステムです。
➈オートハイビーム
山道などの街灯が少ないハイビームが必要な道で、ロービームとハイビームを自動で切り替えてくれるシステムです。
前方に人や車を検知すると自動でロービームに変わってくれる便利なシステムです。
ホンダセンシングの使い方
引用:ホンダ公式サイト
機能を見ても今一つイメージが湧きにくいと思いますので、使い方を説明します。
殆どの機能は使うというよりは、予期せぬミスや不注意を防いでくれるシステムです。
しかし、完全に任せても大丈夫という程完成されたシステムではありません。
カメラとミリ波レーダーにより精度はかなり向上していますが、場合によっては人間の目の方が確かな場合もあるのが現状です。
あくまでも、保険という考えで留めておく事が重要です。
システムの多くは危険を察知した時点で軽い警告からスタートし、ドライバーが気付いて修正した時点で通常モードに切り替わります。
その警告も段階があるものがあり、最終的には電子制御で回避したり、停止したりというようなものです。
アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)について
ホンダセンシングの中でも注目している人が多いかと思われるこのシステムについての解説をします。
高速道路などの長距離運転時に、予め速度を設定するとその速度を保って走行する事が可能です。
前走車に迫ってきた場合は、自ら速度を原則して一定の車間距離を保ち、追従走行をします。
また、前走車がいなくて割り込みしてきた場合も、同じように原則して、追従走行をします。
前走車がいなくなると、また設定していた速度までアップしてくれます。
ハンドルを握っている事が前提ではありますが、長距離運転には重宝するシステムです。
ホンダセンシングの仕組みと特徴
引用:ホンダ公式サイト
各自動車メーカーが導入をはじめている先進運転支援システムですが、メーカーにより微妙に構造やシステムに違いがあります。
そこで、ホンダセンシングの仕組みと特徴についてお話したいと思います。
ホンダセンシングは、単眼カメラとミリ波レーダーにより人や車や障害物は勿論標識まで認識できる優れものです。
また、認識するだけでなく位置や距離まで分かるので、それを活かした機能は多岐にわたります。
ホンダセンシングの特徴は、危険を検知して対策を取る→ドライバーが気付き回避する→通常モードに切り替わる。
この一連の流れがスムーズ且つスピーディな事です。
危険を回避したのに、システムがそれに気付くのが遅れて通常モードに切り替わらないなどといったストレスは殆どないでしょう。
ホンダセンシングの搭載車種一覧
セダン・ハッチバック
レジェンド、アコード、グレイス、シビックハッチバック、シビックセダン、クラリティPHEV
コンパクトカー
シャトル、フィット
ミニバン・ステーションワゴン
オデッセイ、ジェイド、ステップワゴン、フリード
SUV
ヴェゼル、CR-V
軽自動車
N-BOX、N-VAN
中古車でホンダセンシングを探したい人向けの搭載中古車の相場
ホンダセンシングもステップワゴンなど全車標準装備の車種も増えてきました。
しかし新車はちょっと手が届かない…
といった人に、ホンダセンシング搭載のタイプ別人気車種の中古車を調査しましたので下記に相場を記載しておきます。
セダン
レジェンド平均価格385.5万円
コンパクトカー
フィット平均価格129.1万円
ミニバン
ステップワゴン平均価格248.2万円
SUV
CR-V平均価格378.8万円
軽自動車
N-BOX平均価格156.6万円
搭載車両の比較的新しい年式の中古車の平均価格です。
あくまでも目安ですので、多少の変動はありますのでご了承ください。(価格は2018年10月時点カーセンサー調べ)
ステップワゴンのホンダセンシングの使い方や評価は?中古の価格は?~まとめ~
ホンダセンシングについて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
幅広い搭載車のラインナップにより、より身近なものとなってきました。
大分搭載車の割合も高まってはきていますが、まだまだ今後に向けて課題の多いシステムでもあります。
しかし、アダプティブ・クルーズ・コントロールや車線維持支援システムなどは、かなり高いレベルの水準にまで到達しているのも事実です。
現状は技術的な課題に加え、法的課題もあり完全自動運転とはいきませんが、ホンダセンシングの機能は安全性が格段に向上するものが多く魅力的ではあります。
過度な期待はせずに、あくまでも居眠りや不注意によるミスなどの時にあれば嬉しいシステムとして捉えておく事も重要です。
今回ご紹介したホンダセンシングの機能は、搭載車両にすべての機能が搭載されている訳ではありません。
購入をご検討の際には、今一度どの機能が欲しいのかなどを決めてから、欲しい車にその機能が備わっているのかを確認する事を推奨します。
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