現行フリードには、スモールミニバンのフリード、そしてハイトワゴンのフリード +(プラス)あります。
現在2代目となるこのフリードは、2016年12月にフルモデルチェンジで初代からバトンを受け取りました。
引用:ホンダ公式HP
その初代は、2008年5月に前身のモビリオの後継車として、ホンダスモールミニバンの後を引き継ぐかたちで登場しました。
現行のフリートプラスにあたる2列シート5人乗りは、このモビリオが発売された2001年の翌年2002年9月、モビリオの派生車種として登場したモビリオスパイクになります。
しかし、このモビリオスパイクは、現在のフリード+(プラス)が、3列シート車と比較して、サイズ、デザインがほぼ同じなのに対して、3列シートのモビリオより全長が55mm長いのが特長で、さらにリアのクオーターウインドウあったところを物入れにしたため、ウインドウは埋められ、3列シート車とは、別物の「モビリオスパイク」という1グレードでなく1車種という位置づけの車でした。
もちろん、後継モデルのフリードにも2列シートの5人乗りは、3列シート車の発売と同時にラインナップされていましたが、当初はフリード「FLEX」とい現行の+(プラス)と同様、サイズ、デザインも3列シート車と同じ、フリードの1グレードとして販売されていました。
その後2010年7月、派生車種として同じく2列シート5人乗りの「フリードスパイク」が追加されましが、ただこの時点では「FLEX」と「スパイク」は機能が異なるため、併売というかたちになりました。
引用:ホンダ公式HP 初代フリードスパイク
この「フリードスパイク」は、「モビリオスパイク」のような全長の拡大こそありませんが、リアクオーターウインドウはなくされ、フロントグリルも専用タイプが与えられ、「フリードスパイク」という1車種として追加になります。
スパイク登場の翌年2011年10月のマイナーチェンジを機に「FLEX」は「スパイク」に統合ということで廃止となりました。
現行のフリードプラスも1グレードの位置づけにあるので、モビリオスパイク、初代フリードスパイクトに続く追加車種として2代目の新型フリードスパイクの発売を期待したいですね。
また、フリードのライバル、シエンタも今年9月のマイナーチェンジの際、2列シート5人乗りが追加されています。
こちらも1グレードとしての追加なのですが、シエンタのデザインってヤングファミリー層に受けていますが、ヤング層にも好まれそうなので、対抗するには+(プラス)よりスパイクが必要だと思いますね。
そこで今回は、この3列シートのスモールミニバンと2列シートのハイトワゴンの比較というところで、「フリードプラスとフリードの違いは?燃費や口コミはどう?車中泊は?」と、いうところをまとめました。
【フリードプラスとフリードの違いは?】
初代のフリードには上記に書いた通りフリードスパイクという2列シート5人乗りがありましたが、そのスパイクはフロントマスクも3列シートとは差別化され、さらにリアのクオーターウインドウがあったところを物入れにしたため、ウインドウは埋められ、3列シート車とは区別された外観となっていました。
その内容は、前身モデルのモビリオスパイクを継承する内容となっています。
上述のように、モビリオスパイクも初代フリードスパイクも、それぞれ3列シート車とは独立した車種となりますが、初代に前期型あった2列シートの「FLEX」、現行の2代目「+(プラス)」は、1グレードと位置付で2列シート・5人乗りというタイプになる訳ですね。
フリードとフリード+(プラス)の違いを言えば、まず、ミニバン(スモールクラス)とワゴン(ハイト)というカテゴリーの違い。
引用:ホンダ公式HP
ミニバンは人を多く快適に運ぶように考えられ、ワゴンは人+荷物を多く運ぶ車として考えられているので、車名、デザインが一緒で使用目的が異なるということですね。
それから7人乗り(または6人乗り)と5人乗りという乗車人数の違い。
荷室スペースの広さの違い(もちろん+(プラス)のほうが広い)。
内装色がフリードはグレードにより異なりますが、モカ(ファブリックシート)、ベージュ(ファブリックシート)、ブラック(コンビシート)となります。
一方+(プラス)は、コンビシート、ファブリックシート共にブラックのみとなります。
あとは装備の違いですね、2列シート車には、荷室用ユ-ティリティボード、ユ-ティリティナット、テールゲートランプ、タイダウンフック、ラゲージルーム内アクセサリーソケット(DC12V)
タイプ、グレードも3列、2列ともほぼ同じになります。
【燃費や口コミはどう?】
引用:ホンダ公式HP
フリードの燃費は、
- ハイブリッド車 JC08モード燃費25.2km/L~27.2km/L
- ガソリン車 JC08モード燃費17.6~19.0km/L
フリードもフリード+(プラス)も燃費はタイプ別にJC08モード燃費は同じ数値になっています。
ハイブリッド車にしてもガソリン車にしてもこのクラスで上レベルと思いますね、ただ、シエンタと同じようにガソリン車も20km/Lが欲しかったですね。
ホンダフリードの口コミ情報は?
良かった点(Aさん)
ホンダならではの走行性能!
あの車体の大きさで1500ccとは思えないほど走ります。
三人家族でたまに親戚乗るくらいならちょうどいいです。
維持費や燃費が気になる人や なんだかんで300万円するミニバンが嫌な人にはいいかも。
電子制御されたハンドリングはすばらしい! 低速時のハンドルの軽さはすばらしい!
高速時のハンドルの重さもちょうど良いです!
(カーセンサーより)
気になった点(Bさん)
ホンダならではの内装のショボさ(高級車ではないから仕方ないか)
シートアレンジがほとんど出来ない
カーナビの角度が見づらい
最初から斜め向いてるからナビ自体の角度調整機能が出来ない
エアコン使うと燃費は11キロくらいになる(使わないと15キロくらい)
(カーセンサーより)
良かった点(Cさん)
前の車と距離を感知してくれているので、前の車が気づかないうちに前進して距離が開くと、アラームで知らせてくれます。
コンパクトなので、小回りがきき、狭い道路でも運転しやすいです。
(カーセンサーより)
気になった点(Dさん)
2列目のシートの座面が低いように感じます。
足の長い方だと、太ももが浮いて体育座りのようになってしまいます。
三列目は狭いしシートも硬く乗り心地は正直良くない為、あくまでも臨時用と考えています。
また、三列目の跳ね上げは女性には重くてなかなかの重労働です。
できなくはありませんが、うちでは常時跳ね上げっぱなしで、三列目が必要な際は男性の力を借りてやってもらうようにしています。
(カーセンサーより)
フリード+(プラス)の口コミ情報は?
満足しているところ(レビューサイトより)
荷室をフルフラットにできて、すごく便利です。このサイズでこの積載能力は本当に素晴らしい。
足回りはしっかりしており、高速道路のカーブでも、まったくふらつきません。
フロントガラスの上部が広がっていて、視覚がとても広く感じます。右左折も見やすくて助かります。
不満なところ
新型のわりにデザインに新鮮味がありません。
少しスピードを出して2cm程度の段差を超えると、荷室の床のボードがガタンと音をさせます。
簡単に外れるようにしているせいで、振動で浮くんですね。先代よりは良くなりましたが、内装がまだまだ貧弱です。
2列目シートを収納するのが、フリードと比べて少し手間取ります。
以上が口コミ情報です。
やはり、ホンダ車は内装のショボさを指摘されること多いですね、走りはいいのですが、インテリア面では今一つというところですね。
逆に、トヨタ車はすべてではないのですが、このクラスの車でこんな高級感のある内装、と思うようなこともあります。
+(プラス)は、ヤング層を取り込むにはデザインを3列シート車とはちょっと変えたほうがいいですかね。
また、このクラスの3列目シートは、シエンタもそうですが、スポーツタイプの2ドアクーペの後部座席と同じで、常時使うためのものではなく、あくまでも緊急時のため補助座席と考えておくべきですね。
【車中泊は?】
フリードの車中泊は、フリード+(プラス)がベストですね、2列目シートは座面を前方(前列シート裏側)に跳ね上げて、背もたれを前に倒して収納することにより、荷室長最大1,920mm、荷室幅最大1,170mm、荷室高最大880mmの空間が生まれます。
さらに、販売店オプションのラゲッジクッションマットを敷けば大人二人でも快適な車中泊が出来ます。
また、3列シート車でもシートアレンジは少ないものの、前席も利用でき広々とした空間で車中泊も可能です。
引用:トヨタ公式HP
最近、台風や地震の災害で車中泊をされた方が多いと思いますが、フリード+(プラス)なら疲れることなく車中泊が可能ですね。
3列フリードは、1日、2日が限界ですか、やはり+(プラス)のほうが数倍有利ですね、昔のワンボックスは3列すべて倒してフルフラットにできる車が多かったように思いますが、最近はシートが豪華で多機能になった影響か、フルフラットに出来る車って少ないような気がします。
でも、正直災害での車中泊は経験したくはないですよね、私は経験ありますが。
【まとめ】
ライバルの同じ2代目のシエンタと比較するとどうしても地味なデザインに見えてしまうフリードですが、一目でホンダ車と分かるフロントマスクで、初代のコンセプトを継承している車ですね。
ただ、ファミリーカーと考えた場合はフリードのほうが、家族の車という意味ではマッチしているのかも知れませんね。
そう考えると、2列シートは、フリード+(プラス)ではなく、やはり専用マスクを持った、リアクオーターウインドウの埋められたスパイクがいいですね。
初代の時と同じように途中から切り替わるのかも知れませんが、どうせなら初めからフリードスパイクで行って欲しかったですね。
今のマスクはアウトドアって感じでなく、ファミリーって感じですね。
やっぱり、フリードスパイク復活、これ待っている人も多いと思います。
最近なんでみんな下取りをディーラーから一括査定会社にしているんですか?
今はディーラーで3万円しか値がつかない車が、実は50万円で売却できることもあるんですよ。
え?どうしてですか?
なぜかというと、ディーラーは車を売る専門。買取業者は車を購入するのが専門。なので、ディーラーは適正な価格をあまり知らないんです。
へ~、そうなんですね。
まだ売却を考えていなくても、今すぐあなたの愛車の市場価値を知っておくことが大事です。あなたが思っている以上に高く評価される可能性もあるので、憧れのあの車をゲットする日が1年早くなるかもしれません。
お!それは嬉しい!ちなみにどんな買取業者がおすすめですか?
今はこちらの一括査定会社3社がおすすめです。
じゃ、さっそく査定だけでもしてもらいます!ちなみに無料ですよね?
はい!もちろんです。45秒で簡易査定は終わりますよ。
1位 ズバット車買取比較
参加している車買取業者が211社とめちゃくちゃ多い。累計利用者数100万人突破!
年中無休のカスタマーサポートの安心対応
→ズバット車買取比較公式ページはこちら
2位 カーセンサー
リクルートが運営する車買取サイト。
大企業が運営しているので非常に安心です。
→カーセンサー公式ページはこちら
3位 車査定比較.com
全国200社以上の買い取り業者
電話対応可能
→査定比較.com公式ページはこちら