こんにちは、自動車専門ライターのTAKUMAです。
さて今回は、国内唯一無二と言ってもいいミニバン「デリカD:5」の買取相場情報をまとめました。
デリカD:5とは
2007年デビューで、登場から10年以上が経過した長寿命モデルです。
パジェロに近い悪路走破性を持ったミニバンで、国内では唯一無二のモデルとなっています。
先代はデリカスペースギアの名前で販売され、世界各地で人気を博したモデルとなりました。
年式/走行距離別の買取値サンプル
年式と走行距離別に、買取相場の情報をまとめてみました。(2017年5月時点の情報です)
●平成19年登録・走行距離10万キロ 50万円(色:ブラック、ガソリン2WD)
●平成19年登録・走行距離6万キロ 120万円(色:ブラック、ガソリン4WD)
●平成20年登録・走行距離14万キロ 42万円(色:シルバー、ガソリン4WD)
●平成25年登録・走行距離4万キロ 177万円(色:シルバー、ガソリン4WD)
●平成25年登録・走行距離3万キロ 206万円(色:ホワイト、ディーゼル4WD)
といった結果になりました。
モデルライフが長く仕様も多いのですが、過走行でも値段はそれなりに付くようです。
高額査定が狙える仕様
グレードは
●顔違いで「標準車」と、エアロ付の「ローデスト」
●ガソリン車の「M」「G」とディーゼル車の「D」
で大まかに分けられますが、流通量が多いのは標準車+ガソリンGグレード+4WDとなっています。
色によって価格差はあれど、有彩色でも落ち着いた色の設定が多いため、価格にはさほど差はついていないようです。
国内では燃費偽装などの問題があり決してブランドイメージが良いとは言えない三菱ですが、中東諸国などでは人気が高く、輸出需要はそれなりにあります。
また走行距離が伸びるユーザーほどディーゼル車のほうがコストパフォーマンスもいいですし、査定も期待できますので、予算に余裕があるならこちらを選びましょう。
相場は常に変動する
上記に書いた相場はあくまでも2017年5月時点のものであり、相場は常に変動しています。
中東諸国や南米を中心に人気があり、輸出に持っていかれることが多い車種の1つです。
一時期はプレミア価格になっていましたが、今はすっかり落ち着いてしまいました。
しかしいつ相場が乱高下するかわかりませんので、売りたいと思った時が売り時、という言葉は常に念頭に入れておくようにしましょう。
最近なんでみんな下取りをディーラーから一括査定会社にしているんですか?
今はディーラーで3万円しか値がつかない車が、実は50万円で売却できることもあるんですよ。
え?どうしてですか?
なぜかというと、ディーラーは車を売る専門。買取業者は車を購入するのが専門。なので、ディーラーは適正な価格をあまり知らないんです。
へ~、そうなんですね。
まだ売却を考えていなくても、今すぐあなたの愛車の市場価値を知っておくことが大事です。あなたが思っている以上に高く評価される可能性もあるので、憧れのあの車をゲットする日が1年早くなるかもしれません。
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